また、米国ではアルコアの決算から、決算シーズンに入る。国内では小売企業の決算が本格化するほか、引き続き業績修正等が出やすい時期でもあるため、業績相場に移行することになる。
そのほか、円相場の円安トレンドは継続ながら、6年1ヶ月ぶりの110円乗せで目先的にはピーク感につながった感がある。今後本格化する決算での上方修正期待は大きいが、一方で材料出尽くしとなる可能性もあるため、輸出関連へは利益確定の流れが続くかを見極めたいところ。その他、イベントとしては、ノーベル賞の発表があり、バイオ関連や書籍関連などに関心が集まるか注目される。