しかし、いくら金利が低いからといって、無計画な“借り過ぎ”には注意が必要だ。
「年間の返済額は年収の25%以内に抑えるのが理想です。金融機関の規定では35%まで可能ですが、年収数百万円で35%まで支出すると生活は苦しくなります。
そのうえ、これから子供の教育費などがかかる家庭では、極力慎重な計画が欠かせません。日本政策金融公庫の調査では、住宅ローンを抱えている家庭では、教育費まで加えると収入の半分以上を持っていかれる人も多いという結果が出ています」
夢のマイホーム、“高掴み”は避けられても、ローンの無謀な返済計画で生活不安に陥ったら、本末転倒だ。