仕事で「あっけない幕切れ」を味わったら、「よくわからない終わり方だったおかげで、むしろショックが少なくて済んだかもね」と前向きにとらえたり、「こういうふうに終わるなんて、俺たち伝説を作ったんじゃないの」と強がってみたりしましょう。部下や後輩に「ああ、なんて器が大きな人なんだ。この人についていこう」と思ってもらえるはず。
プライベートで「あっけない幕切れ」に見舞われたときも、「うわー、簡単に食べられないことでさらに憧れを募らせてもらえるなんて、ありがたやありがや」と無理に感謝したり、「俺と別れて乗り換えるなんて、日本シリーズの一塁塁審にも匹敵するナイスな判断だよね」とホメ称えたりすれば、周囲に感心してもらえるかどうかはさておきとして、ショックを最小限に抑えられるでしょう。
どうしても愚痴をこぼしたいときは、ひとしきり話したあとで「あっけないよねー」と呟き、そのままいきなり自分の頭に手を当てて「あっ、毛ない!」と叫んでみるのがオススメ。完全に打ちのめされてはいない大人のたくましさを表現できます。ただし、その場に本当の意味で「あっ、毛ない」傾向の人がいるときには使えない作戦ですけど。