芸能

アド街ック天国の新司会イノッチ 大先輩をどうさばくか見物

 テレビ東京の人気番組「出没!アド街ック天国」の司会が4月4日より、井ノ原快彦に交代する。元ジャニーズの大先輩・薬丸裕英、司会代行まで務めた大ベテラン・峰竜太を新人司会者イノッチがどうさばくのか。大人力コラムニスト・石原壮一郎氏が固唾を呑んで見守る。

 * * *
 放送開始から20年、テレビ東京の「出没!アド街ック天国」の司会が、愛川欽也から井ノ原快彦に交代することになりました。80歳のキンキンから38歳のイノッチへ、42歳差の交代ということで話題になっています。

 キンキンの最後の司会となったのは、番組スタートからちょうど1000回目にあたる3月7日の放送分。以降は、キンキンと同じく番組スタートから出演している峰竜太が代行を務めていました。3月28日の放送分では、キンキンのビデオメッセージが流れるとか。

 イノッチは4月4日の放送分から登場。番組セットも一新されてまったく違う雰囲気になるようです。それはそれで楽しみですが、しっかり注目したいのが、レギュラー出演者であり「薬丸印の新名物」という名物コーナーを持つ薬丸裕英がどう出るか。そして、イノッチがヤックンをどう扱うか。そこには激しい大人力のぶつかり合いがあるはずです。

 「シブがき隊」の一員として人気を集めたヤックンは、今は別の事務所ですが、イノッチにとってはジャニーズ事務所の大先輩。そして、去年の春まで17年半にわたってTBS系の朝の情報番組「はなまるマーケット」の司会としておなじみでした。いっぽうのイノッチは、2010年春からNHKの「あさイチ」にキャスターとして登場。ふたつの番組は同時間帯のライバルで、結果的に「あさイチ」が「はなまるマーケット」を終了に追い込んだという一面もなくはありません。

 ジャーニーズの大先輩だし「アド街」でも大先輩であるヤックンが存在感を示している場所に、あとからいきなり司会として入っていくイノッチ。勝手な想像ですけど、ヤックンとしては「なんでオレが司会じゃないんだ……」という思いもあるかも(いやまあ、峰竜太はもっと強くそういう思いを抱いていそうですけど)。そんなふうに思っていてもいなくても、イノッチとしては極めてやりづらい状況です。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン