日本テレビ・上重聡アナウンサー(34)が靴販売の最大手チェーン・ABCマートの元会長・三木正浩氏の資産管理会社名義の高級車・ベントレーを乗り回していた上に、1億7000万円相当の港区の超高級マンションをABCマートの関連会社の役員から購入。購入資金は三木氏から無利子で借りたとされる問題は、日テレ内部のみならず、テレビ業界を震撼させた。
これが「上重アナの個人的な問題」で終わるとは言い切れない。古くから、コネや癒着、キックバックなどの問題が絶えない業界だけに「上重だけじゃない」との声が上がっているのも当然だろう。そこで、テレビ関係者を集めて緊急座談会を実施した。出席したのは某キー局の40代の男性ベテランプロデューサー・A氏と、同じく40代男性アナウンサー・B氏、そして30代の制作会社男性スタッフ・C氏である。
プロA:しかし、上重には驚いたね。これはアナウンサーの利益供与というより、プロ野球選手とタニマチの関係だよ。PL学園の時からずっとエースとしてブイブイいわせてきて、立教大学では完全試合もやった男だからね。“スター選手”気取りが抜けないんだろう。
アナB:日テレに内定する前も、各社が水面下で争奪戦をやってた“ドラフト組”だ。彼の気を引こうと学生時代にゴルフセットをプレゼントしたキー局関係者がいたという噂も流れたほど。会社に頭を下げられたことはあっても、下げたことはないんだろうね。だからあんなことができるんでしょう。
制作C:やっかみもあるし、態度のデカさも有名だったから、局内にも敵が多かったそうです。今回の件は、近しい人間によるチクリ(密告)だったんじゃないかと見ている関係者は多いですよ。
プロA:とにかく今回の件はバカ丸出し。テレビマンなら少なからず“ごっつぁん”してるもんだけど、あんなに露骨にやるヤツはいない。頭の中も筋肉でできてるんじゃないか(笑い)。