『ゲッタバンバン』を歌う佐香智久とピカチュウ
ゲラゲラポー、ヨーでる――こんな耳に残るフレーズで昨年末、日本中にブームに巻き起こしたアニメ『妖怪ウォッチ』関連ソング。紅白歌合戦でもDream5が歌う『ようかい体操第一』は視聴率35.0%、キング・クリームソーダの『ゲラゲラポーのうた』は37.9%という高視聴率を記録。子供たちだけでなく大人たちがカラオケで歌う姿も見かけられるなど、社会現象に。今年、そんな2曲に代わるキャッチーなアニメソングがネット上で注目を集めている。
《ゲッタバンバンが頭から離れない》《ゲッタバンバン、まじ神曲》
中毒者続出の「ゲッタバンバン」とは一体?
現在放送中のアニメ『ポケットモンスターXY』(テレビ東京系)のオープニングテーマとなっているシンガー・ソングライターの佐香智久(23才)の新曲『ゲッタバンバン』(4月29日発売)だ。
「ゲッタバンバン」にハマった『ポケモン』視聴者が同アニメのオープニング映像を動画サイトに投稿すると60万回も再生されるほどの人気ぶり。同曲は発売前にも関わらず、すでに多くの子供たちが口ずさんでいるという。
音楽業界関係者はこう話す。
「『ゲッタバンバン』を歌う佐香くんは、“ポケモンの音楽ソムリエ”と呼ばれるほど、もともと熱烈な『ポケモン』ファンだったんです。彼は“いつか『ポケモン』の歌を歌いたい”という思いで、『ポケモン』関係者に自らの熱意を綴った2 枚の手紙を送ったそうです。それがきっかけとなって今回のオープニングテーマソングの起用に繋がったと聞いています」
ちなみに「ゲッタバンバン」というフレーズは、100個近くの言葉を出しながら、制作スタッフに何度も何度もダメ出しされた末に生まれた“努力の結晶”なのだ。ポケモン愛が詰まった『ゲッタバンバン』のMVには同アニメの大人気キャラクター・ピカチュウも登場して、佐香と一緒に「ゲッタバンバンダンス」を踊るという。
昨年の「ゲラゲラポー」のように、年末には子供と大人が一緒に盛り上がれる大ヒットソングになっている可能性も! いち早くチェックしてみては?