「バナナマン」の日村勇紀と元NHKアナウンサーの神田愛花との熱愛が発覚した。ブサメンが美女を射止めたときの対処ほど、大人の器量が試されることはない。大人力コラムニストの石原壮一郎が、芸能人仲間の祝福から大人力を学ぶ。
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いろんな熱愛報道がありますが、これほど多くの人をあたたかい気持ちにさせた熱愛報道は珍しいのではないでしょうか。4月17日発売の「FRIDAY」(講談社)が、バナナマンの日村勇紀と元NHKアナウンサーの神田愛花との熱愛をスクープ。日村のマンションにスーパーの買い物袋を持った神田が入っていく姿や、ベランダからふたりが並んで顔を出している瞬間の写真が掲載されました。
これまで浮いた話とは無縁で、自他ともに認める「ブサメン」の日村が、神田のような才色兼備の女性と交際しているというニュースは、殺伐としたニュースが多い中での一服の清涼剤と言えるでしょう。とくに、自分は爽やかなイケメンタイプではないと自認している男性、つまり大多数の男性に大いに勇気を与えました。さすが日村ユウキ。
さっそく、相方の設楽統やカンニング竹山、おぎやはぎなど、日村の周囲もテレビ番組などで祝福の言葉を発しています。たとえば会社の後輩や友達で、明らかに女性と縁がなさそうなヤツが驚くような美女を射止めた場合、どう祝福すればいいのか。日村に対する祝福の言葉を参考にしつつ、考えてみましょう。
設楽は自身が司会を務める番組の中で、すでに交際について聞いていたことを明かしつつ「いい年ですから、どうせだったら結婚して体調みてほしい」と発言。さらに、以前から女子アナ好きとして知られていたことを受けて「女子アナが好きっていうのはブレてない」とホメました。相方への気遣いを見せつつ熱愛を後押しし、しかも女子アナ好きをいじることで、お笑い芸人である日村の存在感を引き立たせています。
番組に出演していたカンニング竹山も、笑いながら「この番組終わったらすぐ冷やかしの電話入れてやろ」とコメントして、あたたかい気持ちで見守りつつ交際を祝福している様子を示しました。そこからは、日村が周囲に好かれている様子が伝わってきます。