初の本格小説『火花』がベストセラーとなっているお笑いコンビ・ピースの又吉直樹(34才)。芥川賞の呼び声も高く、作家としての才能を開花させた又吉だが、プライベートはどんな人物なのだろうか。
現在、又吉は、ジューシーズ・児玉智洋(35才)、パンサー・向井慧(29才)という2人の後輩芸人と、都内の3LDKマンションで同居生活を送っている。テレビでは物静かで、人見知りなイメージが強い又吉だが、普段はそうでもないらしい。児玉が、家での又吉の様子について話す。
「家では寝るとき以外、基本的にリビングで集まっているんですが、又吉さんは全然物静かという感じではなく、むしろ明るいですよ。しかも、ずっとくだらないボケを連発しています。“センスがいい笑い”みたいなものとは真逆ですね。あの雰囲気は多分テレビでは一切出さないと思いますし、あの感じだったら売れないと思います」(以下、「」内同)
『アメトーーク!』(テレビ朝日系)では、児玉が又吉に送ったタメ口のメールが紹介されたことがあったが、先輩後輩の関係とはいえ、普段からものすごくフランクに付き合っているという。
「基本的にぼくは又吉さんにタメ口です。ちなみに、向井もぼくに対してタメ口。本当に友達みたいな感じでつきあわせていただいています。ただ、又吉さんは先輩に対してはものすごくキッチリしてますね。絶対に敬語です」
後輩にはものすごく優しいという又吉。児玉は一度も怒られたことはないというが、ちょっとだけ嫌なところもあるようだ。
「よくわからない魔除けのお面、天狗のお面、真っ黒いだるま、白いきつねのお面とか、奇妙な置物が山ほどあるんですよ。それが薄気味悪いです。ぼくが掃除の係なんですが、触っていものかどうかもわからなくて、ちょっと怖いですね。あとは、井の頭公園をよく散歩するんですけど、大きな木に勝手に“お局さま”っていう名前をつけて、“今日も一日ありがとうございました”って挨拶させられるんですよ。そういう謎の儀式をさせられるのは、ちょっと困りますね」
芸人というと、どうしても女遊びが激しいというイメージがあるが、又吉の場合はどうなのだろうか。