「有名大学に進学し、教師という職業に就いたのも、今になって思えば、親や周囲の意見に従っていただけでした」
2月中旬、現役の教師として名門校の教壇に立ちながら、AVの撮影に臨んだ小川桃果さん(25)。週刊ポストでは独占スクープとしていち早く紹介し、大きな反響を呼んだ。
3月中旬にはAV出演がバレてしまい、懲戒解雇処分となる。「修了式までは生徒のそばにいたい」との思いを遂げることはできなかった。
麗らかな陽気が続く4月某日、彼女に再び会うことができた。表情はとても晴れやかだ。
「AV出演はこれまでの人生で初めて、自分で決めて進んだ道。やっと本当の自分になれたみたいで、気分はスッキリしています」
教え子たちが新学期を迎えているのと同時に、AV女優という新たな道を歩み始めた彼女。「やるからには1番を目指したい」と決意を語る、その瞳は希望に満ちていた。
週刊ポスト5月8・15日号の袋とじ企画「動く物理のセンセイ」では、スマホアプリを使って彼女のインタビューの続きと「AV挑戦記」を動画で閲覧する方法を紹介している。
◆小川桃果(おがわ・ももか):有名私立大学の理工学部を卒業後、県内でベスト10に入る中高一貫の名門校で物理の教師として働きながら、この2月にAV撮影に臨んだ。
※週刊ポスト2015年5月8・15日号