放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、踊れる美人アナ、メ~テレの徳重杏奈アナにクローズアップ。
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各局のアナウンサー試験を共に回り、最終面接まで一緒だったのに、在京局が採用するのはその中の1~2名。あとの多くは、いきなりフリーになるか、地方局のアナウンサーになるかなのだが、その争いは、実力でもルックスでも、本当に“紙一重”なのである。
中には、東京の大学を卒業していても、出身地の地方テレビ局を第一希望にする者もけっこう多く、そういうタイプの女子アナは、入社直後から地元の大スターになれる場合が多い。「東京に行かず、地元を大事にしている」というだけで、きっと好感度の高さにつながるのだろう。
そんな中、東京出身で、東京の大学を卒業していても、在京局ではなく地方局に採用される人もいる。
私が毎週出演しているメ~テレ『ドデスカ!』でMCを務めている入社4年目の徳重杏奈アナもその一人だ。
88年4月生まれの27才。慶應義塾女子高等学校を経て同大学法学部政治学科を卒業。この経歴だけ見ても、“東京のお嬢さま”だったことがわかろう。
身長164センチと長身で、目が大きくて、目立つルックス。スタジオや報道現場ではポニーテールにしているが、グルメ取材やトレンド取材では、髪をおろし、ロングヘアをなびかせている。
そのように華やかなタイプだから、大学時代は、ミス慶応コンテスト最終候補になったそうだし、BSフジ第17期女子大生キャスターも務めていたそうだ。
在京局のアナウンサー試験でも、ミス慶応でも、“あと一歩”のところでトップにはなれなかった? いやいや、そんな徳重杏奈アナが大ブレイクしそうな予感なのである。
実は徳重アナ、今年1月の『パネルクイズ アタック25』(朝日放送制作・テレビ朝日系)恒例「新春女性アナウンサー大会」で、テレビ朝日の山本雪乃アナとコンビを組んで出場し、見事優勝している。
と言っても、答えていたのは9割以上、徳重アナ。山本アナがあまりにも何も答えられないので、徳重アナが耳打ちし、何問か山本アナに答えさせてあげている場面もあった。
さすがは平日の月~金まで生ワイドのMCを担当しているだけあって、徳重アナは時事ネタからスポーツ、芸能までコンスタントに正解を重ね、最後の海外旅行チャレンジクイズでも山本アナは終始キョトンとしていたが(苦笑)、徳重アナはしっかり正解。地中海クルーズをゲットしてきた。
さらに、ネットで「徳重杏奈」と検索すると共に出て来るのが「岩田剛典」の名前だ。そう、いま若い女性のあいだで最も人気があると言ってもいい三代目J Soul Brothersの「ガンちゃん」こと岩田剛典だ。