新たな商業施設が次々とオープンし、オシャレな大人の女性たちが集う東京・代官山。そのシンボル的存在である代官山蔦屋書店の近くにある和食レストラン──5月21日夜9時過ぎ、シックな和モダン調のインテリアが落ち着いた雰囲気を醸し出す同店の個室に、この店の常連客である藤原紀香(43才)の姿があった。
彼女は季節ごと、食材が変わるたびに同店を訪れては、季節の味を楽しんでいるという。そんな気心知れたお店に紀香が案内したのは歌舞伎役者・片岡愛之助(43才)だった。
この日は愛之助の弟子と紀香の友人も同席する会食だったが、カジュアルスタイルの愛之助に対して、紀香は自身の勝負カラーである鮮やかな黄色の着物を颯爽と着こなし、ただならぬ雰囲気だった。
風水に精通している彼女にとって、黄色はいちばんのラッキーカラー。元夫・陣内智則(41才)との婚約会見のときも、鮮やかな黄色のドレスを選び、離婚騒動の渦中も新生活スタートへの縁起を担いで黄色のコートを着用するなど、人生の節目で勝負を懸けるときは、いつも黄色を身につけるのだ。
「この店はお米にこだわったおいしいご飯が名物なんです。お米は数種類の銘柄から選ぶんですけど、それも常連の紀香さんが愛之助さんのために選んであげたそうです。そして炊きたてのご飯を愛之助さんも“おいしい!”と嬉しそうに食べたみたいですね」(紀香の知人)
ちなみに同店に足繁く通っているという紀香だが、和服姿というのは初めてだったという。
「この日、紀香さんは愛之助さんが出演している歌舞伎『五月花形歌舞伎』を観劇に明治座へ行っていたようです。しかも、紀香さんはすでに1回この公演を見ていて、この日は2回目だったそうです。それだけ愛之助さんに夢中なんですね」(前出・紀香の知人)
午後11時過ぎに店から出てきた紀香ご一行。店の前で少し談笑した後、男女二手に分かれて解散。紀香がタクシーを拾おうとすると、愛之助はさりげなく車道に出て、手を上げてタクシーを停める。そして紀香たち女性陣をエスコートしてタクシーに乗せる姿はさすがに“モテ男”といった様子。そして紀香と愛之助は互いに“バイバイ”と手を振って別れた。しかし、この“バイバイ”の後に、まさかの展開が。
愛之助は弟子を帰すと、和食店近くの駐車場に停めてあった愛車のフェラーリに乗り込んだ。そして向かった先は、前述した熊切と暮らしていた歌舞伎座近くのマンションではなく、紀香が住む超高級マンションだった。
彼女のマンションの駐車場はシャッターが閉まっていたが、愛之助は自ら開けて慣れた様子で入って行く。すでに合鍵も渡されているようだ。
再び愛之助が紀香のマンションから姿を見せたのは、約10時間後の朝9時過ぎ。一晩、紀香とふたりきりの時間を過ごし、前夜と同じフェラーリで仕事へと出かけていったのだった。
愛之助が紀香のマンションから出勤した5月22日。この日も彼は夜まで公演をつとめると、終演後の夜8時半過ぎ、前日とは別の高級車で明治座から出てきた。そしてテレビ局でもう1本仕事をこなした後、愛之助はスタッフとは別れ、ひとりに。
今度は自らハンドルを握り、夜の街へと繰り出す。そして20分ほど車を走らせると、国道246号線沿いの大きな交差点近くに車を停めた。それから10分──彼の車に近づく花柄のプリントパンツ姿の美女が! もちろん紀香だ。
大きなサングラスで顔を隠していた紀香だったが、幸せ全開なオーラは隠すことができない。紀香が助手席に乗り込むと、ふたりは、満面の笑みを浮かべ見つめ合った。そして、そのまま前夜と同じように紀香のマンションへと帰宅したのだった。
「上方歌舞伎のお家の愛之助さんは普段は大阪を本拠地にしているんですが、東京にいるときは、ほとんど紀香さんの自宅マンションで生活しているんですよ。紀香さんも車好きの彼のために、マンション内に駐車場まで借りたみたいですからね」(前出・紀香の知人)
“同棲愛”──ふたりの大人の恋は、すでに爛漫となり、ここまで進んでいたのだ。
※女性セブン2015年6月11日号