7月は各局新人女子アナの「初鳴き(最初のアナウンス)」の季節だ。1000倍といわれる狭き門をくぐり抜けたエリートたちは今年もスター候補揃い。女子アナの新人王バトルで知名度抜群のあの「超大型新人」を追い抜く者は現われるのか──。
今年はすでに「突出」した存在がいる。日テレの笹崎里菜アナ(23)だ。学生時代、ミス東洋英和に輝いた笹崎アナは銀座のクラブでホステスのアルバイトをした経験から「清廉性がない」といったんは採用内定を取り消されたものの、日テレとの法廷闘争を経て入社を勝ち取った。
このゴタゴタのおかげで入社前から知名度は抜群。研修中もおっかなびっくり付き合う周囲に臆することなく、早くも銀座仕込みを思わせる「人たらし」ぶりを見せていたという。
「話す時の顔の距離が、とにかく近いんです。あれでドキッとしない男はいない。ホステス経験が生きていますね(笑い)。
担当番組は日曜朝の『シューイチ』(日・朝7時30分~)が有力視されていたが、『週刊ポスト』が報じたので白紙に戻ったようです(笑い)。『Going! Sports&News』(土日・夜11時55分~)が濃厚だといわれていますが、これもすでに報じられたので、また変わるかもしれません」(日テレ社員)
気になる「初鳴き」は8月末に放送される『24時間テレビ 愛は地球を救う』のエンディングでの「提供読み」になる見通しだ。
そんな笹崎アナの独走に無名ながら「待った」をかける逸材が各局に揃う。ここ数年、各局とも採用を絞りがちで小粒揃いだったが、2015年は例年にない「超豊作」なのだ。