ピアニストとしても活動するAKB48・松井咲子がFX(外国為替証拠金取引)を学ぶ「FXバイエル」。今回のテーマはFXの自動売買。最近、個人投資家で利用する人が増えている自動売買とはどんなものなのか? セントラル短資FX代表取締役社長の松田邦夫さんが、わかりやすく、そして丁寧に解説する。
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松田邦夫(以下、松田):今回は、最近FX投資家の間で人気が高まっている「自動売買」をご紹介しましょう。
松井咲子(以下、咲子):FXでも、自動で売買ができるんですか?
松田:はい。今、私たちの生活の中で、いろいろなものが自動化されていますね。家電はおなじみでしょうが、すでに自動車の運転も自動化は時間の問題となっています。同様に、FX取引も自動的に行なえるようになっているんです。
咲子:そこまできているとは全然知りませんでした(笑)。
松田:これまで一般的だったFXは「裁量取引」と呼ばれていて、為替相場などを見ながら、自分の判断に基づいて取引するものです。これに対して、自動売買は、売買プログラムが出すシグナル(売り買いのサイン)に基づいて、自動的に売買を行なうものです。
咲子:でも売買プログラムと聞くと、難しい感じがしますが……。
松田:そうしたイメージをお持ちになる方もおられますが、決してそんなことはないんです(笑)。自動売買には大きく分けて2種類あります。自分で売買プログラムを作るタイプと、あらかじめ用意された売買プログラムの中から好きなものを選べるタイプです。自分でプログラムを作って取引する方もたくさんいらっしゃいますが、日本では今、用意されたものの中から選べるタイプのものの人気が高いです。
咲子:売買プログラムはどのくらいの種類があるんですか?
松田:当社でご提供している「選べるシストレ セントラルミラートレーダー」の売買プログラムは「ストラテジ」と呼ばれています。プロが厳選した200種類以上のストラテジが、その時々の相場状況に応じて、売り・買いのシグナルを出してくれます。
咲子:200種類以上! そんなにあると、かえってどれを選んだらよいのか、迷ってしまいそうですが……。