第一回“TSUKEMAクイーン”』の表彰式に、初代TSUKEMAクイーンに選ばれたマツコ・デラックス(42)が登場した。
数字の6がつけまつげをつけているように見えることから、今年から6月6日を『つけまの日』に制定。その普及活動の一環として、化粧品の製造販売を行うディー・アップ主催でこのイベントが行われたのだ。
第一回の受賞者に選ばれたマツコさんに賞杯が贈られると、「つけまはずっとお世話になっているから、この受賞は光栄です。今後、この賞を大きくしなきゃね!」と喜びをあらわにした。
トークセッションでは、目をデザインしたマークに触れ、「もう、はじめちゃったんだから大変よ、これ。来年も誰かなるんだよ。“あたし、つけまつげしてます”っていう女ってなかなか難しい。来年は、本当にIKKOさんになるかもしれないわよ。IKKOさん、次はKABA.ちゃんで、また、あたしって…」と、早くも来年以降の心配をしていた。
「つけまを語らせたら長くなるわよ」というマツコ。
「今日は、つけまつげを強調するためにあっさり目のメイクをしてきたのよ。つけまつげってすごいのよ。1ミリの長さの差で、印象が変わってくるからね。後ろのババアとか(と、記者席の後方を指さし…)もつけたほうがいいんだって。まだまだいけるって、あんたたち!」と、会場にいた女子たちにもエール(?)を贈っていた。
司会者に、プライベートでもつけまをつけているのかと聞かれると、「あんた、さっきあたしが入ってきた時、おっさんだったの見たでしょうよ。あの状態で、つけまだけつけたらおかしいでしょ!」と、激しくツッコんだ後、「でも、仕事では100%つけているから、その辺の女よりは長時間つけているわよ」と、自信をのぞかせていた。
また「ネットでマツコさんを参考にメイクをしているという声も多い」と司会者に言われると、「いやいや、こんなの参考にしたらダメよ! その辺のOLさんがこんなおっさんになってたら大変でしょ!?」と、自虐ネタで応戦。
「この人のメイク、素敵だなと思う人はいますか?」という問いには、「というか、もうちょっとね、がっつり入れちゃっていいのよ。日本の女性は、かわいい系に寄りすぎよね? アイライン、5ミリくらい入れてもいいと思うのよね。アイラインが太くなるとつけまつけがものすごく重要になるの。アイライン、アイシャドーをガッと入れたら、パッとしたつけまつげでも大丈夫なのよ」と、力説した。
さらに、「年齢とともにメイクは濃くするべきだと思うんだよね。いつまでもナチュラルで、はたちそこそこの生娘と勝負してもかなわないからね。だったら、40がらみの女の妖艶さを出していったほうがいいわよ」と、持論を展開した。
余談だが、日本記念日協会の人に、自分の誕生日(10月26日)が何の記念日なのかを聞いたマツコは、「私の誕生日が『きしめんの日』ってどういうこと!?」と、納得のいかないご様子だった。
ちなみに、『きしめんの日』は、食欲の秋である10月と、麺のツルツル(2626)感を表した26日の組み合わせで決めたのだとか。
撮影■小彼英一