シュールなネタと奇抜な動きで、熱狂的な支持を得ている、個性派ピン芸人・永野(40才)。昨年末の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)からブレイクしつつあるが、そこに至るまでには、永野のファンを公言する、セクシーな有名俳優の応援があった。大物芸能人との意外な交流について、永野に熱く語ってもらった。
――あのイケメン俳優さんが、永野さんの大ファンなんだとか。
永野:そうなんですよ! 今年5月に単独ライブがありまして、斎藤工君が来てくれたんです。あんなにいい人いないですよ。知り合いを通じて声をかけた時に「行けるかな?」と言っていたので、やんわり断られたのかと思ったら、楽屋に挨拶まで来てくれて。ぼくは結構、際どいネタもするんですけど、あの美声で“ぼくは永野さんのネタ好きです”って言われました。
――斎藤さんが監督をしている映画『バランサー』に出演されていますよね。
永野:工君とは2013年の『日10☆演芸パレード』(TBS系)で出会ったんですけど、「永野さんは衝撃だった」って言ってくれて。彼の映画に、なにもない自分を呼んでくれたんですよ。だから、『アメトーーク!』の前に、映画の中でゴッホとピカソのネタをやってるんです。
工君はラジオに呼んでくれて、そのおかげで『情熱大陸』(TBS系)にも映っちゃって。ぼくを尊敬してるって言ってくれて。周りは、なんだろうこの売れない芸人、って思ってたでしょうね(笑い)。だから、彼のおかげで仕事が増えたのもありますね。工君は大きいですよ、恩人ですよ。
――去年の斎藤さんの誕生会にも呼ばれていますね。