内閣府が先日発表した意識調査で、20~30代の未婚男女のうち4割が「恋人はほしくない」と答え、晩婚と未婚化が懸念される日本。「恋愛が面倒くさい」という若者は多く、最近は『草食系男子』どころか『絶食系男子』まで出現しているほど。
女性から誘えば「肉食女子」扱いされ、かといって、ただ待っているだけでは何も起こらない。誘わない男性が増えている中、男性からデートに誘われるにはどうしたらいいのだろうか。合コンや恋愛、マナー作法に詳しい元国際線CAでフードアナリストの花さんは、“フットワークを軽く”とアドバイスする。
「気になる男性がする話題に、軽く乗りましょう。例えば『すごく美味しいお店に行って…』と話していたら、『いいな~、行きたい!』とか、『どこにあるの? 会社から近いかも~』『行くとき連れてってね』というように、とにかく明るく無邪気に乗りましょう」(花さん、以下「」内同)
真剣深刻、直球では相手が構えてしまうので、重くならずに軽く。押しすぎても無反応すぎてもダメ。駆け引きのさじ加減が大事だという。
「男性側は好意をアピールされると、つまらないから追ってこなくなります。好意はほどよく隠しながら、明るく無邪気に。重く思わせないように、打ち込む趣味や友達との時間、自分の生活スタイルがある、自立しているところをアピールして、お互いに合う時にデートしましょう、という姿勢で。暇アピールや忙しいアピールはしない方がいいですね」
飲み会後のお礼メールは、たとえ気に入った男性が一人いても、1回目は男性全員に。本命に誤解されたくないからと、最初から一人に絞るのは直球すぎて逆効果になると花さん。逆に2回目以降は気に入った男性だけにして、ほかの男性からの誘いがあっても流すこと。
「自分に気があると思われたら、相手は優位になって連絡をしてこないですから、“一体誰を気に入ってるんだろう?”と思わせるといいですね。最初は全員にメールを送って彼の反応を待って、もし連絡が来なかったら自分からしましょう。男の人は、自分がいいと思った人には連絡をくれるもの。仕事が忙しくても、メールぐらいはトイレに行った時にでも送れますから。遠回しに断られたり返信がないなら、時間がもったいないので次へシフトチェンジしましょう!」
うまくデートに繋げられたら、デートで彼の心を掴むことが大事。そのコツや、かわいく見せる仕草とは?
「デートの時に、彼が予約してくれたお店を『こういうお店いいね、来たことないかも』というように褒めましょう」