安倍政権の支持率急降下のきっかけを作ってしまった自民党の若手議員勉強会「文化芸術懇話会」。
この会議に出席し、百田尚樹氏の「沖縄の新聞は潰さないといけない」発言を「彼一流のジョーク」と言い放ったことで、にわかに脚光を浴びたのが自民党の白須賀貴樹・衆議院議員(40)である。
第一次安倍政権の2007年参院選に初出馬し落選、そして第二次安倍政権が発足する2012年の総選挙で初当選した「安倍チルドレン」だ。
白須賀議員がもう一つ話題になったのが、5月の資産等報告書の公開だった。資産総額は衆院議員全体の7位にあたる2億8763万円で、40歳にしてマンションを3棟所有しているという事実に永田町の若手議員たちから羨望のまなざしを受けているという。
その白須賀議員に、今年3月頃、ある事件が起きた。白須賀議員は東京・港区にある青山議員宿舎に入居しているのだが、彼の部屋の窓ガラスが、突如割れていたというのだ。その光景を目撃した永田町関係者はこう話す。
「宿舎には外壁側だけでなく廊下側にも窓ガラスがあるのですが、それが見事に割れていました。白須賀議員はお酒が入ると陽気になる性格なので、酔っ払って割ったのではないかと噂になっていました」
噂が立つのには理由がある。そう話すのは自民党関係者だ。
「白須賀議員は安倍首相のために尽くす気持ちが強く、国会論戦では政権への援護射撃で活躍し『ヤジ将軍』の異名を取るほどですが、一方で酒好きとしても有名なんです。
白須賀議員は以前、よく議員宿舎に知人の女性らを呼んで飲み会を開いていました。あまりに度重なって賑やかなため、宿舎の住人たちが問題にして、党の幹事長室に本人への注意を要請したほどです(幹事長室は『いまの段階では事実確認できていない』と回答)。
それ以来、さすがに宿舎で飲むことは止めたようですが、酒場にはいまでも繰り出している様子で、だからこそそんな噂が流れているんです」