芸人でありながらオリンピックを目指し、4年前にカンボジア国籍を取得して話題となった猫ひろし(38才)。日本とカンボジアを行き来している猫ひろしに、カンボジアのマラソン大会での手抜き大会事情、今年6月の大会で浮上した陰謀説などについて語ってもらった。
――猫さんはマラソンランナーとしても有名ですけど、ランナーと芸人、どちらのウエイトが高いのでしょうか?
猫:足が速い芸人というスタンスでやっています。レギュラーのライブなどで、月に7、8本お笑いライブに出ていますよ。でも8割方、マラソンの仕事ですね(笑い)。ぼくの子供が4才で、パパは人前に出る仕事だとわかってきたんですけど、テレビではだいたい走ってるし、家でも走りに行っているので、ランナーだと思っていますね。
――最近、お笑いのネタを作ってますか?
猫:作ってますよ! 1日5個くらい作ってるので、相当の数になってます。1兆個くらいはあるかな。使えるのは30個くらいなんですけど(笑い)。
――カンボジア語は、どれくらいできますか?
猫:日常会話はできますよ。「チョムリアプ スーア。クニョム チュモ チュマ ヒロシ(こんにちは。ぼくは猫ひろしです)」。喋るのはできるんです、耳から入るから。でも読み書きが難しくて、毎日空き時間に勉強しています。カンボジアの子供が見たら笑われるくらいのレベルです。
――日本とカンボジアは、どれくらいの割合で住んでいるんですか?