国際情報

高須院長が中国予測「経済失敗ごまかすために攻めてくるか」

中国の情勢を予測する高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中のさまざまな話題に提言していくシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、経済崩壊間近と言われる中国についてお話をうかがいました。

 * * *
──アジア周辺の情勢となるとやはり中国の話題になるのですが、いよいよ中国経済が崩壊寸前と言われています。

高須:7月にモンゴルで朝青龍と会ってきたんだけど、朝青龍も中国経済をすごく心配していたね。「バブルが崩壊しちゃったらどうしよう」って。

──中国経済は、モンゴルにも大きな影響を与えるんですね。

高須:そうみたいだね。モンゴルはチベット密教の信徒が多くて、ダライ・ラマ猊下がモンゴルを訪問する予定だったんだけど、中国側の圧力でモンゴルが訪問を断ったみたいなんだよ。モンゴルとしても中国に頼っている部分が大きいから、背に腹は代えられないという状況なんだろうね。

──なるほど。でも、中国の経済状況は想像以上に危ないと言われています。

高須:本当はもうバブルも崩壊しているんだと思う。ただ、中国株が大暴落でもしようもんなら、世界経済に対する影響も大きいから、政府が買い支えたりなんかして、どうにかごまかしているのかもね。まだ外貨の蓄えもあるだろうし。

──状況としては、本格的に崩壊するのを待つだけといった感じなのでしょうか…。

高須:そうだと思う。中国としては、今のギリギリの状況をチャラにするには戦争を起こすのがいちばん簡単だと思うよ。そうすれば、国民も国外に目を向けて、国内の経済なんか気にならなくなるわけだからね。外に敵を作って、経済政策の失敗をごまかそうとするしかないんじゃないかな。

──今回の軍事パレードや、太平洋沿岸でアジア諸国に対し強硬な態度をとっているというあたりに繋がってくるんですね。

高須:そう。戦争をしたいのは中国。少なくとも安倍さんではないよ。安倍政権は安保法案をソフトランディングさせようとしているわけでしょ。ここで中国が攻めてきたら、本当は話がややこしくなってしまうだけ。そもそも、安保法案は中国からの攻撃に対する抑止力という意味合いもあるわけだからね。

 そういう意味だと、安保法案は完全に戦争をさせないためのものなんだけど、反対派の人たちはどうしてそこが理解できないのかなぁ。反対派のデモだと「戦争に行きたくない」とは言ってても、国外からの脅威にはあんまり言及してないみたいだしね。

──中国は現在、どうにかこうにか延命を続けているという状況だと思うのですが、院長の読みでは、あとどれくらい持たせることができると思いますか?

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン