8月下旬、南青山の会員制バーで飲んでいた安倍昭恵さんが布袋寅泰を呼び出し、布袋にしなだれかかったり、首筋にキスをするなどしていたことが『女性セブン』で報じられた。布袋との騒動は「酒」が引き起こした“情事”だが、かつて昭恵夫人はこんなことを語っている。
《私にとってお酒はコミュニケーションの大事なツールだと思っています。帰宅が遅くなることもあり、週に何度かはお化粧を落とさないで寝てしまうことも(笑い)。そんな時、主人は翌日のズボンのプレスも自分でやってくれます》(女性セブン増刊『オクト』)
「安倍首相は酔っ払って帰ってきた昭恵夫人の世話を焼くことも少なくないようです」(昭恵夫人の知人)
そんな昭恵夫人が足繁く通うバーが東京・池袋にある。池袋駅から徒歩15分ほどの住宅街にひっそりと佇むオーガニックをうたう小さなバーだ。酒豪で鳴らす夫人が酒場に繰り出すことにもはや驚きはないが、何とこの店の入り口には「アベ政権反対」という看板が掲げられ、店内にも「アベ政治を許さない」と大書された色紙が飾られている。
そんな“反政府バー”の常連となった理由は、「男性経営者の魅力」だというからさらに驚く。バーを営む高坂勝氏は昭恵夫人より8歳年下。『減速して生きる』(幻冬舎刊)などの著書があり、米国で提唱された「ダウンシフト(成長せずとも豊かな社会を目指す哲学)」を日本で広めた人物として知られる。
田んぼを耕し、好きなレコードを聴き、ギターを弾き、空いた時間でバーのカウンターに立つ。まさに安倍首相が掲げる「成長戦略」の真逆を突き進んでいる。
昭恵夫人と高坂氏の出会いは4年半前。高坂氏の生き方を取り上げた2011年元日の産経新聞の記事を読んだ昭恵夫人が興味を持ち、自らバーに出向いたという。当時、昭恵夫人は高坂氏をブログで紹介している。
《豊かな人生とは決してお金があることだけではないのだということを実践している減速生活者、ダウンシフター》
以来、頻繁に同バーに通うようになった昭恵夫人は高坂氏の考え方に心酔していったようだ。