ビジネス

森永卓郎氏も大満足の「ふるさと納税」 黄金イクラや和牛等

佐賀県玄海町のふるさと納税でもらえる「黒毛和牛」

 現在、爆発的なブームとなっている「ふるさと納税」。自治体に寄付すると、その金額に応じて翌年、所得税と住民税の一部が減額される制度で、各地の特産品が格安で手に入ることが人気要因のひとつとなっている。経済アナリストの森永卓郎氏も「投資として考えるなら、今一番安全で利回りの高い投資先」というが、ではどんなものがもらえるのか。森永氏が自身で実践した中から、満足度の高かったふるさと納税について解説する。

 * * *
 私も昨年、約25の自治体にふるさと納税をしました。現在は品切れになっているものも多いので注意が必要ですが、その中で満足度の高かった自治体を紹介してみましょう。

 まずは食べ物系。魚系では、宮崎県三股町の「幻の尺ヤマメと黄金イクラ」セットがイチ押しです。1万円の寄付でもらえて、とにかく味は絶品。愛知県碧南市では美味で知られる三河一色産の鰻がゲットできます。

 鳥取県米子市は1万円の寄付で、山陰を代表する美味の「エテカレイ」と日本海で漁獲された「のどぐろ」の一夜干し詰め合わせがもらえる。しかも、これに加えて、地元協賛企業が提供する品々や市内施設の優待券などがセットになった「米子市民体験パック」ももらえるので、満足度はかなり高いです。この市民体験パックは3000円の寄付からもらえるので、上限額の少ない人にもお勧めです。

 また、中国地方の日本海側、山陰地方は全国的に見てもふるさと納税に力を入れているので相対的に注目だと思います。

 おいしい肉が食べたいという人には、佐賀県玄海町がまずお勧め。ここは海の幸、山の幸を問わずバラエティに富んだ特産品がもらえることで大人気ですが、1万円の寄付でもらえる、玄海町の自然豊かな牧場で丹精込めて育てられた「黒毛和牛」は抜群においしい。

 5000円の寄付からゲットできる鳥取県鳥取市の「大山ハム」詰め合わせセットも、非常に美味で堪能しました。

 ふるさと納税の特典として、日本各地の旬のフルーツがもらえることも大きな楽しみです。山形県天童市では1万円の寄付で、地元名産のさくらんぼや桃、ぶどうなどを送ってくれます。さらに、これとは別に、希望する名入りの将棋駒ストラップを全員にプレゼントしてくれる。将棋駒生産量日本一を誇る天童市ならではのうれしい品です。

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン