パナソニックは10月10~11日の2日間、『クラブパナソニック ファン・フェスタ』を開催。パナソニックの無料会員組織『クラブパナソニック』が主催するこの初のイベントには、2日間で約3500名のクラブパナソニック会員やその家族、友人たちが訪れた。
発売前のパナソニックの最新商品の体験や、試食会、豪華賞品が当たる抽選会など会員限定のお楽しみが盛りだくさんと聞き、記者は会場の「東京ドームシティ プリズムホール」に潜入。その模様を逐一リポートしてみたい。
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今回、いちばんの注目は、西島秀俊のCMでおなじみの「ふだんプレミアム」。“なんでもないふだんを、宝物にしよう”をコンセプトに、日々の暮らしを豊かに変える、上質で洗練された生活家電を新たに提案している。会場内には、洗濯機、冷蔵庫、エアコンのCM撮影セットが再現されていた。
さっそく記者が目を付けたのは、まだ店頭で見ることができない、ななめドラム洗濯機『Cuble(キューブル)』(11月上旬発売予定)。西島が実際に撮影で座ったという椅子に腰を下ろし、同じポーズを…。まさにキューブ型のシンプルな形は、あえて人に見せたくなるデザインだ。操作パネルを扉の上部に配置するなど、とことんフラットな箱型にこだわっている。腰をかがめることなく洗濯物を取り出せる点もグッド! 温水泡洗浄や、新たに搭載した「低温風パワフル乾燥」など洗濯機としての機能だけでなく、そのキュービックフォルムがまさにプレミアムな空間を演出している。
また会場には『エアコン Xシリーズ』(10月下旬発売予定)の展示コーナーもあり、実際の温風や冷風を体感できた。新たに世界初の温冷感センサーを搭載し、人体の放熱量から「暑い」「寒い」と感じている人を検知して、ひとりひとりが心地よいと感じる温冷風を届けてくれる。同じ室内で1m以上離れていれば、一度に8人までの異なる温冷風を届けることができるというから驚きだ。
そして、そろそろ自宅の冷蔵庫が壊れそうな記者が注目したのは、最新の『パーシャル搭載冷蔵庫』。扉がガラス素材で光沢感があり、なんともいえない高級感が…。注目の「微凍結パーシャル機能」は、約-3℃で表面だけを微凍結させるため食品が酸化せず、肉は1週間、刺身は3日間、買ってきたそのままの鮮度を保つことができる。会場では料理研究家の関口絢子さんによる、実演も行われていた。