日増しに秋の色が濃くなった10日24日と25日、秋篠宮家の次女・佳子さまが通われるICU(国際基督教大学)で学園祭が催された。
大勢の人が行き交うキャンパス内を、フェイスペイントやコスプレをした学生たちが歓声を上げながら練り歩く。特設ステージでは、競技ダンス部やチアリーディング部が、軽快な音楽に合わせ日頃の成果を披露していた。
「おいしいですよぉ! ひとつ、いかがですかぁ!」
ホットドッグや牛筋焼きそば、モダン焼き、揚げアイスなどの屋台の前で、学生たちがそう声を張り上げている。佳子さまが所属されるクラスでは、有志がチョコバナナを販売していた。しかし、ついに両日とも、佳子さまがキャンパスにお姿を見せられることはなかった。
今年1月の新年一般参賀で、成年皇族としての公務デビューを果たされた佳子さまは、日を追うごとに“美しすぎるプリンセス”として脚光を浴びられてきた。
4月にICUに入学されてからはその一挙手一投足に注目が集まったが、今どきの学生風である「生脚」「肩出し」ときには「胸元チラリ」のファッションに、逆風ともいえる声が上がっていった。
「佳子さまのプライベートでのファッションに対して、“大胆すぎる”“皇族としてふさわしくない”といった批判的な声が多く上がりました。それを伝え聞かれた紀子さまは、厳しく佳子さまを叱られたそうです。しかし、佳子さまは紀子さまの言いつけに、簡単には納得されなかった。髪形や門限なども紀子さまが細かく注意されるため、口論になったこともあったそうです」(秋篠宮家関係者)
以来、紀子さまは、佳子さまの学校生活により厳しい視線を送るようになった。そんなご様子を祖母である美智子さまも気にかけられていたようだ。
「美智子さまは、佳子さまがメディアに頻繁に取り上げられることに驚きと不安を感じられたといいます。今回の学園祭についても、美智子さまは心配されて、お話をされたようなのです。それを受けて、紀子さまと佳子さまの間で話し合いの場が設けられたそうです。
初めての学園祭とあって、当然佳子さまは出席したいと強く思っていらっしゃったようですが、そういった“ご家族の条件”もあり、美智子さまにさらなる心配をかけたり、大きな騒ぎになってはいけないとお考えになって、欠席を決められたのでしょう」(前出・秋篠宮家関係者)