国内

安倍首相ブレーン・飯島勲氏と三木谷浩史氏に壮絶口喧嘩勃発

 安倍晋三・首相の大物ブレーン同士による壮絶な口喧嘩が勃発した。〈三木谷はあまりに世間をなめすぎだと思う〉──『PRESIDENT』(10月5日号)のコラムで飯島勲・内閣参与が、安倍首相に経済政策を提言する産業競争力会議の議員である三木谷浩史・楽天社長を呼び捨てにして痛烈批判を展開し、物議を醸しているのだ。

 文中で飯島氏は、三木谷氏がオーナーを務めるプロ野球の東北楽天イーグルス、サッカーJ1のヴィッセル神戸への「現場介入」を〈口は出すがカネは出さない〉とバッサリ。飯島氏は返す刀で三木谷氏の「触れられたくない過去」も槍玉にあげた。

 東北楽天が日本シリーズを制した2013年、楽天はネット通販サイト「楽天市場」で「日本一セール」を展開したが、この時に表示価格を2倍以上に表示するやり方で“半額セール”を装っていたことが発覚。楽天は従業員18人が「二重価格表示」に関与していたとして謝罪した。

 三木谷氏にとっては“解決済み”で思い出したくもない2年前の問題を、飯島氏はコラム内で再び蒸し返し、〈組織的な詐欺行為だった〉と断じたのだ。楽天の幹部社員が話す。

「コラムで飯島さんは〈(楽天市場で同様の問題が起きたら)免許を剥奪できるような法改正をすべきだ〉とまで書いた。三木谷社長も組織的詐欺という表現には怒り心頭で“名誉棄損で訴える”と憤っているようです」

 それにしても、突然の「三木谷口撃」にはどんな動機があったのだろうか。飯島氏は安倍首相の外遊に同行中のために見解を聞くことはできなかったが、飯島氏に近い官邸筋はこう語る。

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン