芸能

女子アナ業界のムチムチ・スレンダー論争 覇権争い混迷状態

 男性の女性に対する好みは千差万別だ。スレンダーが好きな男性もいれば、ムチムチタイプが好きな男性もいる。

 確かにスレンダー体型は社会に受け入れられやすく、モテる。そして成功者としてのイメージがある。アメリカでは1980年代に「自己管理ができない人間はエグゼクティブ(管理職)になれない」との風潮が高まった。

 それは現在でもあまり変わらないようで、例えば2012年に発表されたイギリスの「肥満フォーラム」の研究プロジェクトの統計によると、法曹、医学、ビジネスの各業界で高いポストに就いている女性はスリムな体型をしている人が多いのだという。『できる男は超小食』の著者でジャーナリストの船瀬俊介氏がいう。

「ニューヨーク大学のドールトン・コンリー氏らの研究では、女性のBMIが1%増えるごとに世帯の収入は約0.6ポイント減少するとの調査結果を発表しています。同研究では肥満傾向の女性は一般の女性に比べて、結婚する率が低い、離婚率が高いことなどが理由で経済的に不利になると分析しています。確かにムチムチよりスレンダーなほうが見た目が若い人が多いかも」

 芸能レポーターの石川敏男氏はムチムチもスレンダーも両方の美人を数多く仕事場で目にしてきた。どちらに軍配を上げるか。

「私はスレンダー派。好みは昔は樋口可南子さん、今は釈由美子さん。脚がスラリとしていて痩せていると基本的に綺麗だなぁと感じるので胸なんかなくったっていいです。あ、でも釈さんは結構胸が大きいですが……」

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