ビジネス

森永卓郎氏が推奨 非大手でも良品を揃えるネット通販サイト

森永卓郎氏がネット通販サイトを解説

 日本全体の消費市場が漸減を続ける中で、毎年2ケタ%の伸びをみせているのが「ネット通販」。大手のサイト以外にも、様々なネット通販サイトが乱立している。経済アナリスト・森永卓郎氏が、お薦めサイトをリストアップした。

【よかもん市場】
 まずは、今話題の「地方創生」のための交付金を利用した割引サイトに注目です。消費税が8%に引き上げられたことによる消費の低迷を下支えするために、安倍政権は総額4200億円にのぼる交付金を創設しました。これを利用して、全国各地の自治体が地元の特産品などを割引販売する「ふるさと割」関連サイトを立ち上げました。そうしたサイトの中で私がよく見ているのが福岡県の「よかもん市場」。

 楽天市場やヤフーショッピングなどのモール型サイトに出店する自治体が多いなか、「よかもん市場」は見やすく整理された自前のサイトを運営しています。明太子やもつ鍋など地方限定商品が通常の3~4割引で販売されています。来年2月22日までの限定サービスなので、興味のある人は早めに覗いてみるといいでしょう。

【タカラトミーモール】
 私が頻繁にチェックするのは、趣味と直結する通販サイトです。自宅には3万台以上のミニカーコレクションがありますが、そうしたマニアの目線で見ていて楽しいのが、「タカラトミーモール」です。

 ここでしか買えない「オリジナル商品」が充実している。さらに、たくさん買い物をするとおまけとしてオリジナルミニカーをくれるのもマニア心をくすぐられます。また、私のように同社の株を持っていれば、株主割引を利用して最大4割引でミニカーを買えます。これは街のおもちゃ屋さんが仕入れるより安い。

「趣味」に絡めると、ネットショッピングに広がりが生まれ、楽しみも出てくる。長時間サイトを見ていても楽しいし、メーカーによっては限定品やおまけを充実させているものが少なくありません。

【JALショッピング&ANAショッピング A-STYLE】
 飛行機によく乗る人はJALが運営する「JALショッピング」、全日空の「ANAショッピング A-STYLE」がお薦めです。

 買い物をすればマイルが貯まるし、マイルの貯まっている人はショッピングポイントに交換して買い物に使うこともできる。旅行好きな人には使い勝手のいいサービスです。現役時代に出張の多いサラリーマンだった人は、有効期限が切れていないマイルをここで使うのもいいでしょう。

 両社ともショッピングサイトは「モール型」になっていて、いろんなお店が参加しています。航空会社だけあって全国の特産品などの取り扱いも豊富で、見ていて飽きません。私の場合はANAオリジナルの飛行機の模型を買ったり、という使い方ですが(笑い)。

関連キーワード

関連記事

トピックス

10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン