今月上旬の出産を前に、産休に入っている『NEWS23』(TBS系)のメーンキャスター・膳場貴子アナ(40才)。今日3日、来年3月末での同番組降板を申し入れたと報じられたが、その後、本人がフェイスブックで「責任と愛着を持ってやってきた仕事です。降板申し入れはしておりません。このような誤報を、たいへん残念に思っています」と否定した。
11月20日の『NEWS23』で膳場アナは放送終了直前、「ここで私事ですが…」と切り出した。
「番組を休ませていただくことになりました。また皆様の前に戻って、この番組でお目にかかる日を楽しみにしています」
ゆったりとしたワインレッドのシャツの上からお腹をそっと触り、クールな膳場アナには珍しく、母親になる喜びからか、はにかんだ笑顔でこう続けた。
「新しい経験を通じて視野を広げていけたらなと感じています」
隣にいた番組アンカーの岸井成格・毎日新聞特別編集委員は「赤ちゃん、本当に楽しみですよね。くれぐれも体を大切にしてください」と声をかけた。
「膳場さんは12月中旬が出産予定日で、最後の放送はすでに臨月に入っていたそうです。40才での初産とあって不安も大きいはずですが、それでもギリギリまで仕事に全力投球されていました…」(TBS関係者)
生放送で視聴者に誓った「産休」からの同番組でのキャスター復帰。ところが、彼女の産後復帰には暗雲が立ちこめているという──。
1997年にNHKに入局した膳場アナ。2006年3月に退職してフリーになったが、その半年後にTBSと専属契約を結び、『筑紫哲也のNEWS23』のサブキャスターに就任。2009年3月からはメーンキャスターとして6年半の長きにわたって番組を引っ張ってきた。
私生活では、2001年に大学時代から交際していた同級生と結婚するも2年で離婚。2005年に大手メーカーの海外駐在員と再婚し、NHK退局後に夫の赴任先のロンドンに移住したが、『NEWS23』のオファーを受けると単身日本に戻り、翌2007年に離婚した。3度目のお相手は大手広告代理店勤務の会社員で、今年7月の結婚と同時に妊娠が明らかになった。