シングル『R.Y.U.S.E.I.』で2014年のレコード大賞を獲得した三代目J Soul Brothers(以下、三代目JSB)。2015年もその注目度は高まるばかりで、1月にリリースしたアルバム『PLANET SEVEN』は、出荷枚数100万枚を記録、自身初の全国ドームツアー〈三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR 2015 “BLUE PLANET”〉の総動員数は120万人を突破している(ライブビューイングでの動員も含む)。
絶好調にも見える三代目JSBだが、メンバーそれぞれが葛藤を抱えているという。登坂広臣(28才)はフォトエッセイ『NOBODY KNOWS』(幻冬舎刊)の中でこんな胸中を語っている。
《オレは自分がアイドルだとは思っていない》《しかし今、オレは女性ファンの方たちから『きゃーっ!』という声援を頂くことも多い。もちろんそれはありがたいことだし、その『きゃーっ!』は自分の中にアイドル的な要素が少なからずあるからこそ頂ける声なのだと思う》
さらに甘いマスクの持ち主である岩田剛典(26才)はグループ内きっての人気者。今でこそ「王子様キャラ」として知られる彼だが、かつては違っていた。
『しゃべくり007』(日本テレビ系)では、大学生時代にミスター慶応に応募した当時の岩田の写真が公開されていたが、色黒で眉毛は細く整えられていて、髭もあった。メンバーも当時を振り返り、ガタイもいいので、「プロレスラーのようだった」と語っていた。
しかし、現在は、前髪を下ろし、口角はいつも優しそうに上がっていて、「子犬系」ともいわれるようになった。彼がこのようなソフトな印象になったのは、ドラマ『ディア・シスター』(フジテレビ系)が大きいだろう。石原さとみ(28才)演じるヒロインを一途に思うものの、気持ちを伝えられない「ハチ」を好演し、人気に拍車をかけた。