放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、最新の好きな女子アナランキング4位に躍り出たフジテレビ山崎夕貴アナにクローズアップ!
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「第12回好きな女性アナウンサーランキング」(オリコンスタイル)が9日、発表され、日本テレビの“水トちゃん”こと、水ト麻美アナのV3となった。2位、3位はフジテレビの加藤綾子アナ、NHKの有働由美子アナと変わらないのだが、4位には前回の10位からフジテレビで『ノンストップ!』を担当する山崎夕貴アナがジャンプアップ。5位にはNHKで『ブラタモリ』を担当する桑子真帆アナが圏外からランクインした。
前回6位で今回も6位をキープしたのはテレビ東京の狩野恵理アナ。ランクインしたとき、「ほぼ無名だったのに」とテレ東幹部をおおいに驚かせた狩野アナの快挙は、『モヤモヤさまぁ~ず2』に起用されてからのことである。ちなみに、先代の大江麻理子アナは、前回の4位から10位に順位を急落させている。バラエティー番組で芸人にいじられ、うまくやることが、女子アナの好感度にいかに繋がっているかがわかろう。
若い女性読者がメインの“オリスタ”という雑誌の特性を考えると、通学、通勤前に見ている朝の番組に出ている女子アナというのも強い。さらにはジャニーズをはじめとするイケメンと共演しても嫉妬の対象になりにくいタイプが上位にくるという特徴もある。
男性週刊誌のランキングなら、水トちゃんは1位にはならないだろうし、有働アナや山崎アナ、赤江珠緒アナなどもちょっと怪しい。
また、もう少し上の年代の女性にアンケートをとったら、テレビ朝日の大下容子アナだとか、バブル時代を知っている女性からはいまだに人気が高い安藤優子サンが入ったりするかもしれない。が、“オリスタ”だと、こうなるのである。
今回のランキングで圧倒的に目立っているは10位から4位にジャンプアップしたフジテレビの山崎夕貴アナだろう。
その山崎アナが6日の『ボクらの時代』に加藤綾子アナ、椿原慶子アナと共に出演していた。
このときのトークでは、就職活動をしている人が少なかった音大出身の加藤アナが「早稲田大学の~」「慶応大学の~」という人たちを前に、コンプレックスから帰宅して泣いた…という話がネットで「好感がもてる」として話題になった。
が、バラエティー番組専門放送作家の私が夢中になったのは、やはり山崎アナの面白さと“まわし”の巧さだったのである。