2015年の日本を代表する人物の一人であるラグビー日本代表の五郎丸歩選手は、1等・前後賞あわせて10億円という史上最高の賞金額になった今年の「年末ジャンボ宝くじ」でも注目の存在だと、“山ちゃん”の愛称で知られる宝くじ研究家・山口旦訓氏は言う。
例えば、五郎丸選手の出身地・福岡県の、西鉄甘木線の「五郎丸駅」と筑後川を挟んで対岸にある『久留米ゆめタウンCC(チャンスセンター)』(久留米市)は、2012年の年末ジャンボで1等・前後賞7億円を出すなど、久留米市内で一番のツキ売り場として知られる。
そんな五郎丸関連売り場は他にもある。山口氏が注目する全国の五郎丸関連売り場15か所を紹介する。(※住所は店の所在地ではなく、付近にある「五郎丸」の地名です)
●新潟県:六日町イオンCC(南魚沼市五郎丸)
2011年年末1等前後賞(3億円)、2014年ドリーム1等前後賞(1億円)を出している。南魚沼産のコシヒカリ「天空米」の産地として知られている。
●富山県:水橋ミューズ(富山市水橋五郎丸)
いまだにジャンボの億は出ていない開設21年目の老舗。しかし、今年に入ってロト6とロト7で1000万円台の当たりが続出している。
●富山県:砺波アピタCC(砺波市五郎丸)
2001年から10年にかけての快進撃は宝くじファンの間では語り草。10年間に出した「億」が6本で、一躍富山県を代表する売り場になった。
●福井県:鯖江アルプラザCC(鯖江市五郎丸町)
ジャンボでは好調な福井県だが、この売り場も2012年ドリーム1等(1億円)、2014年年末ミニ1等、ロト6(2015年10月・1等4億円)と健闘している。
●愛知県:犬山カネスエCC(犬山市五郎丸)
ジャンボでの大当たり実績はないが、通常宝くじの中当たりを連発していることで知られている地元では人気の隠れたツキ売り場。
●愛知県:田原パオCC(田原市伊川津町五郎丸)
2009年年末1等前後賞(3億円)、2010年ドリーム2等(1億円)を出したあと鳴りを潜めているが、最近のジャンボで100万円を続出しており予兆はある。
●広島県」吉田ゆめタウンCC(安芸高田市八千代町佐々井五郎丸)
この町には日本一になったサンフレッチェ広島の選手が必勝祈願に行く清(すが)神社があり、売り場スタッフも当せん祈願を行なっている。
●徳島県:ラッキーショップ・アリス(阿南市椿町五郎丸)
2006年サマー1等前後賞(3億円)を出して以来、2010年年末2等(1億円)、2012年サマーミニ1等と周辺では注目売り場となった。元レコード店だった。
●愛媛県:宇和島CC(宇和島市寄松五郎丸)
2008年グリーン1等前後賞(2億円)、2013年サマー2等を出している。数字選択のロトでは中当たりを多く出すことで知られている地元の人気売り場。