芸能

西田敏行、加山雄三ら大御所 CMやTVでのおとぼけぶりが話題

CMでのおとぼけぶりが話題の加山雄三

 大御所のスターといえば、ひとたび登場すれば、緊張感が高まり、画面を引き締める抜群の存在感を発揮するが、それだけにときにコミカルな表情を見せれば、大きなインパクトとなり、笑いにつながる。2015年、そんなスターたちの活躍が目立ったという。コラムニストのペリー荻野さんが大御所たちのおとぼけシーンを振り返る。

 * * *
 一年を振り返るこのシーズン。今年一年、テレビを見て感じたのは、芸歴数十年の重鎮俳優たちがくすりと笑わせてくれるおとぼけシーンが目立ったことだ。
 
 朝ドラ『まれ』には、中村敦夫と田中泯、重鎮ふたりが出演。輪島塗のベテラン弥太郎(中村)は物語の中盤、自作の展示会のため横浜に乗り込む。その横にはなぜか塩づくりの名人元治(田中)の妻で口が悪い文(田中裕子)が。弥太郎は「文ちゃんとディナーや、ほなら!」と超ご機嫌。一方、「弥太郎さんと旅に出ます」と置手紙された電気もつけない部屋でがっくり。芸能界のW強面重鎮が泣いたり笑ったりがっくりしたりのとぼけっぷりが印象に残る朝ドラであった。

 また、「この人なら間違いない!」と毎回笑わせてくれたのは『釣りバカ日誌』の西田敏行。先日の最終回でもやってくれた。いろいろあって、ホテルの一室で白いガウンを羽織って、やれやれと一休みするスーさん(西田)とみち子(広瀬アリス)。そこに押しかけてきたのはみち子の父(石黒賢)とハマちゃん(濱田岳)だった。ガウンの二人を見て「そういうことなの!?」と怒り心頭の父は「ち、違いますから」と言うスーさんを叩きのめして大騒動。西田スーさん、お見事。

 一方、CMでは、意外な展開が。『マルちゃん正麺』のCMは、ずっと役所広司が「うそだと思ったら食べてください」と堂々とした存在感を示していたが、今年、突如、それが侍バージョンに。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン