2015年も『NEWSポストセブン』では数多くの記事を紹介し続けてきた。その中から編集部が、ネットで反響の大きかった記事を中心に、巷の重大ニュースとは、ひと味違う2015年の「重大ニュース」を厳選した。ここでは【ビジネス】編ベスト10を紹介。トップ3の記事については、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が解説する。(以下「」内は中川氏のコメント)
●2015年重大ニュース【ビジネス】編1~3位
【1位】
■NHKだけ受信しない装置「イラネッチケー」 約130個売れる(6月)
「タイトルだけ見ればすべてが分かるのですが、『これは世紀の発明!』といった評価が多数寄せられた話題となりました。NHK受信料の集金に対しては異議がある人ってけっこう多いんだな、ということが分かったのと、『イラネッチケー』というダジャレがまぶされ、味わい深い記事となったのです」
【2位】
■『お嬢様聖水』販売元 「意図せぬ方向の反響に動揺している」(4月)
「元々はネットで評判となったエナジードリンクです。ネットでは販売会社が狙いまくっているという決めつけをしたのですが、いざ同社に意図を聞いてみたところ、意図をまったくしていなかった――そんな回答が出て『マジかよwww』みたいなほっこりとした笑いを提供することができました」
【3位】
■岩下の新生姜ペンライト「どう見ても新生姜の形」と社長断言(6月)
「これも上と同じですね。普通に生きていれば、このペンライトを見た方はアレを想像してしまうと思うのですが、岩下の新生姜をいかに売るか、を考えている方からすると、岩下の新生姜にしか見えないということであります。ですから読者諸兄も余計な邪推はしないでくださいね、ということをしみじみと感じ入りました」
●以下、4~10位