芸能

NHK「契約アナ」の待遇・仕事事情をOG・古瀬絵理氏が解説

竹中知華アナ(左)と古瀬絵理アナ

 共にNHKの地方局の契約アナウンサーから全国区のスターダムにのし上がった「スイカップ」こと古瀬絵理アナ(元山形放送局)と「パイナップル乳」こと竹中知華アナ(元沖縄放送局)が初対談。現在は共にフリーで活躍する2人だが、NHK時代はどんな契約内容だったのだろう?

竹中:古瀬さんはスタッフ契約? 出演者契約?

古瀬:私は出演者契約。年俸制でした。

竹中:私も同じです。スタッフ契約は契約期間に満期があって、沖縄放送局は5年。出演者契約は1年ごとの更新。ニュースを1本読んでいくらという計算です。

古瀬:出演者契約のほうが額はいいですよね。

竹中:スタッフ契約だと手取りで月に20万円未満というのもザラですし。

──お2人の年俸はいくらぐらい?

古瀬:言えない(笑い)。年収400万円には届かない、という程度。ボーナスもないし。局アナとは明らかに違いますよ。

竹中:全然違う!

古瀬:例えばアナウンス部の部長と1歳上の局アナと食事に行ったとします。1万5500円の支払いだとすれば、部長が1万円、局アナが5000円を払って「じゃあ、古瀬君は500円ね」と言われる。局員と10倍も差はないだろうけど、倍以上は違う。

竹中:その分、局アナは危険な仕事もしてます。台風中継は契約アナは担当しない。万が一のことがあったら責任を取れませんから。契約アナは使い勝手がいいので契約更新は容易です。でも、次のステップを考えなければいけない立場。常に「いつ辞めるか」を考えていました。

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