有吉弘行・坂上忍・ヒロミなどの活躍で、最近何かと話題になる「再ブレイク」。実は、多数の作品に主演する人気実力派俳優の中には、下積み時代が長い――といったパターンではなく、西島秀俊・阿部寛など、一度表舞台で活躍した後、役や仕事に恵まれない“不遇の時代”を経験している人が、少なくないのだ。
また、こうした復活・再ブレイクから、一定以上のポジションを継続的に獲得するのは、芸能人だけにとどまらない。
一度は販売中止になりながらも、森山良子、由紀さおり・安田祥子姉妹、矢野顕子をはじめとする、大物歌手からの強い要望で復活した「鼻・のど甜茶飴」(森下仁丹)といった商品でも、復活劇は存在する。
再販を後押しした大物歌手たちのほか、人気歌舞伎役者や俳優ほか多くの声のプロがTwitterやブログなどを通じて、同商品の良さを紹介したことが話題となった。しかも一時的な人気にとどまらず、メインの取り扱いは通販、のど飴としては比較的高めの500円という条件にもかかわらず、2014年4月の販売再開から約1年半の時点で、出荷数量50万個を突破したという。
「当社の通販サイトでは5袋セットが人気で、リピートやまとめ買いされる方が多いです。TV通販番組では受付け15分ほどで完売したり、楽天市場などの大手通販サイトでも『のど飴』ジャンルの売り上げランキングで1位を獲得(編集部注:『鼻・のど甜茶飴 5袋セット』が楽天市場「のどあめランキング」、Yahoo!ショッピング「スナック、お菓子 のど飴ランキング」それぞれ集計日2016年1月4日・更新日1月5日現在もデイリーランキング1位を継続中)したりと、ご好評いただいております。
また、ご愛用くださっている歌手のみなさんのご厚意で置いていただいているコンサート会場の物販や歌舞伎座など、一部で通販以外の販売をしてきましたが、2015年8月に大阪・西武高槻店へ初出店した『JINTAN健康ギャラリー』で、11月から限定販売を開始。多くのお客様に、手にしていただく機会も増えました。高槻は観光で大阪にいらっしゃった方には、少し足を伸ばす場所になりますが、先日も沖縄から『TVで観た「鼻・のど甜茶飴」が、ここでなら手に取れると聞いて来ました』というお客様がいらっしゃったのが、とても嬉しかったですね」と話すのは、森下仁丹・広報担当の磯部美季さん。
多くの消費者が注目するきっかけとなった、大物芸能人たちの支持も引き続き根強い。今なお、錚々たる歌手や歌舞伎役者・俳優から注文が入るほか、コンサートホールや劇場に「差し入れとしても使いたいから、大量に納品して欲しい」という依頼も。また、海外の有名合唱団で活躍する日本人少年からも、「愛用しています」といったメッセージが寄せられているという。