高須クリニックの高須克弥院長が世の中のさまざまな話題に提言していくシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回のテーマは「かっちゃん流デート術」。ゴージャスなイメージがある高須院長はどんなデートを実践しているのか?
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──西原理恵子さんの『ダーリンは70歳』(ビッグコミックスペリオールに連載中)では、院長とのデートの様子がちょくちょく描かれています。そこで今回は「かっちゃん流デート術」をお聞きしたいと思いまして…。
高須:デートねえ。そういえば、昨日もヘリで西原とどっかに行くつもりだったんだよ、でも、天気が悪くて飛べなかった。
──『ダーリンは70歳』でも、ヘリコプターで山頂に行って、小1時間過ごして、またヘリで下山、というデートが描かれていましたね。
高須:そうそう。1分も無駄にしない、素晴らしいデートだったよ(笑い)。やっぱりね、移動の時間はできるだけ短縮させないと。デートって、基本的には女性に義理を果たすことが重要なんだから、目的が果たせれば、時間が短いに越したことはないんだよ(笑い)。
──時短のためのヘリコプター、ですね。
高須:女性に媚を売って何かをしようっていうことではないからね。特に若いお姉ちゃんにはあんまり近づいてほしくない(笑い)。別に豪華なデートを楽しみたいからヘリを使うんじゃない。あくまでも時間短縮のため。
──ちなみに、海外旅行はいかがですか? 豪華なホテルに泊まったりとかは?
高須:西原が泊まりたいっていうから、それなりにいいホテルには泊まるけど、ものすごく豪華っていうわけではないなあ。僕自身は、そういうのにはまったく興味がないしね。
──ドバイで撮影された高須クリニックのCMなどからすると、意外に感じる人も多いような気がします。
高須:そう? だって、僕、カプセルホテルが大好きなんだもん。基本的には寝るところさえあれば大丈夫。昔、名古屋の自社ビルの自分の部屋に、カプセルホテルのユニットを置いていたからね。いやあ、便利だよ。テレビもラジオもついてるから(笑い)。
──自分専用のカプセルホテルって、それもまたすごいですね。豪華ではないですけど…。
高須:いつの間にか、ダニだかノミだかが出るようになっちゃって、大変だったけどね(笑い)。
──(笑い)。いずれにしろ、院長は豪華なデートにはこだわらないっていうことですね。
高須:過程をまったく楽しまないから。目的を果たすことだけが重要。結果しか求めていない。だから、デート術なんていうもののないんだよ。考えたこともない。いかに効率よく目的地に行って帰ってくるかだけだね。
──ちなみに、ヘリコプターではなく、たとえば国産飛行機・MRJの購入計画などはないんですか?
高須:YS-11(日本航空機製造が製造した旅客機。日本のメーカーとしては戦後初となる)が初めて飛ぶっていうときは、たしか高校生だったんだけど、学校をサボって見に行ったんだよ。「なんだかショボいなあ」っていう感想だったね(笑い)。実際にすごく狭くてエコノミーもいいとこ。「こんなの売れねえよ」って思ってたら、本当に売れなかった。ホンダのビジネスジェットならまだいいけど、やっぱり日本製の飛行機はちょっとねえ…。MRJもなあ、イモっぽいな(笑い)。そもそも飛行機って不便なんだもん。
──たしかに空港まで行かなければなりませんしね。