ライフ

脱毛原因解明も尾木ママ「似合う人はハゲのままでいい」

 東京医科歯科大学の研究チームが、長年、謎とされてきた「脱毛」のメカニズムを解き明かし、研究成果が米科学誌『サイエンス』に掲載された。タンパク質の一種である「17型コラーゲン」の枯渇を抑えられれば、薄毛・脱毛を防げるとわかったのだ。研究チームは「脱毛を防ぐ治療薬を5~10年で開発したい」と意気込む。早ければ5年で、すべてのハゲが治る夢の時代が訪れるかもしれないのだ。

 薄毛に悩む50代男性が目を輝かせる。

「40代で髪が薄くなってから、老けて見られるようになりました。多くの育毛剤を試したけど効果はなく、話し相手の目線が常に気になります。妻や娘からも『みっともない』と言われ威厳がないけど、いまさらカツラに挑戦する勇気もない。コンプレックスに苦しむ毎日ですが、今回の発表でわずかな光が見えました」

 男性美容研究家で薄毛対策に詳しい藤村岳氏も多様なメリットを指摘する。

「頭髪のことで真剣に悩んでいるが、デリケートな問題なので周囲に相談できないという男性は多い。しかもこれまでの薄毛治療用の内服薬は男性ホルモンに作用し、性欲低下や勃起障害を引き起こす可能性もあったが、コラーゲンはタンパク質の一種なので副作用の心配も少ない。塗り薬や注射でコラーゲンを増やせば、内服薬に頼らなくてよくなる可能性も出てくる」

 より安心できる治療法ならば、さらなる朗報だ。日本を代表する薄毛タレントである東国原英夫氏(58)がこれまでの苦難を振り返る。

「『どげんかせんといかん』と今まで涙ぐましい努力を続けました。10数年前には女性ホルモンを増やす薬を飲んだ結果、男性機能が衰えてなよなよしてきたんです。さらに乳首が痛くなってふくらんで、内側にしこりができました。頭皮を刺激する専用ブラシで頭部を叩き続けて血だらけになり、かさぶたができて毛が生えなくなったことも。怪しげな器具で失敗したことや薬の副作用に苦しんだことも多々ある」

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン