妻である金子恵美・衆議院議員(37才)の妊娠中に不倫をして議員辞職に追い込まれた宮崎謙介・元衆議院議員(35才)。2人は離婚はしないとのことだが、世間の女性からは宮崎元議員への厳しい眼差しが向けられている。そこで、女性セブンは夫の不倫を経験した女性100人に緊急アンケートを実施。夫の不倫の何が許せて、何が許せないのだろうか?
■キャリアウーマンはNG
主婦A子さん(45才)は、大手証券会社に勤める夫が浮気を繰り返すのを長い間黙認してきた。
「夫は病的な浮気性。これまで受付嬢とか職場のアルバイトの子に手を出しまくって、私は何度も泣いてきました」
A子さんが許せなかったのは、5回目の浮気が発覚した時のこと。
「相手が外資系のキャリアウーマンだったんですが、この時は腸(はらわた)が煮えくりかえりました。相手に損害賠償請求して50万円勝ち取りました。さすがに夫も懲りていましたね」
浮気相手がバリバリ働いているキャリアウーマンだと許せないという妻は多かった。
「夫は勤務医なんですが、不倫相手がナースの時は許せても、女医の時は許せなかった」(30代専業主婦)
「会社の同僚と不倫していたことがわかった時は、即座に子供を連れて実家に帰った」(40代専業主婦)
共通しているのは、“自立した女性”への嫌悪感。彼女たちの胸中について、精神科医の片田珠美さんが解説する。
「女として認められたい気持ちと、社会的に認められたい気持ち、女性はこの2つの承認欲求を持っています。とりわけ正社員の経験のない専業主婦は、社会的な承認欲求が満たされていない。そこにきて、キャリアウーマンとして社会的に認められている女性が、女としても認められようとしている。しかも他ならぬ夫に。この瞬間、抑えがたい嫉妬心が沸き上がるのです」