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金運に恵まれている人の財布 手にするたびに豊かさ実感

 財布の中をきちんと整理すると、開運につながると言うのは、風水建築デザイナーの直居由美里さん。そこでお金の使い方や財布選びのポイントを教えてもらった。

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 風水は住まいの気を整えるものですが、財布の中をきちんと整理することも、開運につながります。 家中を隅から隅まで整った状態に保とうとしても、忙しい日もあります。家族が生活していれば、手が行き届かない場所も出てくるでしょう。

 その点、財布を管理することは思い立ったらすぐできて、時間もかかりません。ぜひ、毎日の習慣にしてください。

 東洋には庭園や盆栽などで「一部分に全体を象徴させる」という思想があります。日本庭園では池を海、築山を山と見立てて一つの世界をそこに見ます。盆栽も、1本の木の背後に広がる風景を観賞します。「財布を見れば、その人の金運がわかる」といわれるのも、その流れです。

 そして、お金にとって財布は、家のようなもの。お金の家が乱れていては、お金は外に出て行こうとするでしょう。ですから、お金にとって居心地のいい環境をつくってあげることが大切です。

 金運に恵まれている人の財布は、手にするたびに豊かさが実感できるものです。何年も使ってボロボロになった財布、バーゲンで安かったから買った財布、人からプレゼントされ、気に入らないけれどとりあえず使っている財布では、金運はパッとしません。

 色は何色でもかまいません。ただし、お金を増やして人生を大いに発展させていこうという人には、黒い財布はあまり適していません。風水では、黒は停滞や安定を示します。反対に年金生活で、少しでも出費を減らして地道に暮らしたいなら、黒い財布も悪くありません。

 形は、二つ折りや薄いものよりも、厚みがあってふっくらとした長財布がベストです。どんなに高級な財布や、ブランド財布でも、中に入っているのが小銭だけではアンバランスです。

 しかし、お金がたくさん入っていればいいというものではなく、一万円札や五千円札、千円札がランダムに無造作に入れられていると金運は途端にマイナスに向かいます。自分の財布の中にいくら入っているか把握していないようでは、お金を増やすことはできません。

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