今季のプロ野球は、大物選手の移籍や大型トレードが少なく、新外国人選手の働きがチーム成績を大きく左右しそうだ。今年活躍する助っ人は誰なのか? セ・リーグの新外国人選手を紹介しよう。(名前・年齢・守備・主な元所属球団・推定年俸。★は5段階評価。野球評論家等への取材をもとに本誌作成)
【巨人】
ギャレット・34・外・ヤンキース・3億円
★★★★★
メジャー通算122本塁打400打点。左中間にも飛ばせる中長距離打者。キャンプでは阿部慎之助の穴を埋めるべく一塁と左翼の守備に。
【ヤクルト】
ペレス・31・投・ブルージェイズ・5400万円
★★★★
昨年はマイナー契約だが、プレミア12世界野球ではドミニカ代表として韓国戦に先発登板し好投。貴重な左腕の中継ぎとして期待。
ルーキー・31・投・マリナーズ・3600万円
★★★
昨年はメキシカンリーグで51試合に登板した。193cmの長身から投げ下ろすストレートが武器。中継ぎ候補。
デイビーズ・32・投・ヤンキース・7200万円
★★★
先発ローテーション候補のひとり。ブレーブス、ロイヤルズ、ヤンキースでの経験が期待されている右腕投手。単年契約で勝負する。
【広島】
プライディ・32・外・アスレチックス・5580万円
★★★
内角は引っ張り外は逆らわずに打つ広角打法。昨年は3Aで打率3割20本塁打20盗塁をマーク。広島野球にはまれば面白い。
ジャクソン・28・投・パドレス・7200万円
★★★★
155kmのストレートと2種類のスライダーを武器に、昨年は中継ぎとして3Aで48試合に登板。広島ではクローザーの最有力。
ヘーゲンズ・26・投・ダイヤモンドバックス・5700万円
★★★
150km超のストレートと落差のあるチェンジアップが武器。低目へのコントロールもよく、先発も期待されている。