本誌前号がスクープした今井絵理子氏に関する「婚約者の逮捕歴」報道は、シングルマザー代表として参院選の目玉候補に擁立された今井氏と自民党には痛手だったと見える。
今井氏が半同棲する“イケメン同級生”のA氏が元風俗店経営者で、昨年3月に風営法および児童福祉法違反容疑で那覇署に逮捕されていた事実(処分保留で不起訴)。女子中学生を含む18歳未満の少女3人にみだらな行為をさせた容疑だっただけに反響は大きい。
A氏の仕事について、新たな証言を得た。
西野カナ似のYさん(18)は、事件当時の報道で、〈14歳の女子中学生と16歳と17歳の無職少女2人を雇い、男性客相手にみだらな行為をさせた疑い〉と書かれたうちの「17歳の無職少女」である。彼女が店で働き始めたのは、ほかならぬA氏の斡旋だった。
「私は家出して沖縄に来て彼氏と暮らしてたんですが、その彼氏がAさんからおカネを借りていて返せなくなったんです。10日で1割の利息みたいな典型的な闇金でした。それで借金を返すために、Aさんから『うちの店で働け』といわれて働き出しました。
出勤は夜の9時ごろから明け方まででした。1日につき5~6人はお客さんがつくという感じで、女の子は平日が4~5人、休日になると8人ぐらいいたかな。ほとんど未成年で、私と同じようにAさんの闇金関係で働かされている子たちでした」
そうした境遇にもかかわらず、不思議と彼女のA氏に対する印象は好意的だ。
「Aさんはすごく優しい人で、イケメンだし怒鳴ったりもしないし、ちょっとしたお小遣いなんかもくれました。お店からちょっと離れたところにあるマンションが寮みたいな感じだったんですけど、お店まで毎日送迎してくれるのもAさんでした。
あとAさんは店の子たちに『SPEEDの今井と付き合ってる』と自慢していましたが、私もほかの子も悪いけどSPEEDっていわれても全然知らないんですよ。だから、『SPEEDってなんですか?』って聞いたら、Aさんが丁寧に説明してくれた。お店でもがんがん、BGMとしてSPEEDの曲を流していました(笑い)」
Yさんは一昨年9月にはA氏の店を離れ、実家に戻っていたという。