BIGBANGが海外アーティストとしては史上初となる3年連続のドームツアーのファイナルを東京ドームで行い、約3時間で全23曲を歌い上げた(2月24日)。3年8か月ぶりの新アルバム『MADE SERIES』を引っさげて全国4都市18公演行われた『BIGBANG WORLD TOUR 2015~2016 [MADE] IN JAPAN』は91万人超(海外アーティストの同一ツアーでは史上最多)を動員した。
今回の東京ドーム公演では、新アルバムからの2曲(『LOSER』『IF YOU』)の日本語バージョンが初披露され、最終日はダブルアンコールもあり、ファンにとっては最後まで驚きと感動の連続だった。
歌やダンス、表情、トークすべてに込められたメンバーの気迫はすさまじく、号泣するファンが続出、メンバーもV.I(25才)が目をウルウルさせると、G-DRAGON(27才)も苦笑いと照れ隠しの投げキス。
さらにはSOL(27才)まで目を見せないようにと帽子を目深にかぶるシーンも見られた。ラストはSOLが白いマジックでカメラの画面にハートを描いてT.O.P(28才)がその中に指ハートを作り、91万人のファンへの愛を小さな指ハートに込めてThe End。
BIGBANGはこのあと4月から4都市27公演のファンクラブイベントを予定していて、まだまだファンと遊ぶ時間はたっぷり用意されている。
メンバーそれぞれの思いを聞いた。
T.O.Pは、ファンへ心温まるメッセージを送った。
「私、個人的に皆さんと一緒にいられるのが、あとどれくらい残っているのか、正直私もわかりませんが、あと5年、10年、20年が経って、自分の人生を振り向いたあとに、10年間私たちが作ってきた思い出はどんな表現よりも私の記憶の中では、皆さんの笑顔がどんなアートよりも私の心の中に美しく、大きく永遠に輝くでしょう」