ベッキーから桂文枝師匠まで、今年の芸能界はまさに不倫スキャンダルの嵐だが、芸能人にとって不倫は、発覚した「その後」こそが大事だ。不倫が原因で辞職した宮崎謙介・前衆議院議員のように、不倫をするとベッキーの相手・ゲスの極み乙女。の川谷絵音にかけ、「ゲス不倫」と表現される事態になっている。テレビの情報番組記者A氏(30代)、スポーツ紙デスクB氏(40代)、週刊誌ベテラン女性記者C氏(50代)の3名を集め、「不倫カップルのその後」をテーマに緊急座談会を実施した。
C:最初は嵐の中の船出でも、やがて大団円にたどりつくケースもあるよね。
B:2003年に発覚したウッチャンナンチャンの内村光良(51)と元テレ朝アナウンサーの徳永有美さん(40)の不倫騒動は、彼女の夫がテレ朝同期だっただけに、局内から大バッシングが起きたよね。それでいまだに内村はテレ朝で番組が持てないともっぱらの噂。2人は2005年に結婚したけど世間の風当たりは強く、内村の仕事は激減した。
歌手の山下久美子(57)と結婚していたミュージシャンの布袋寅泰(54)も不倫発覚当初は激しくバッシングされましたが、その後、再婚しましたね。
A:それでも内村、布袋両夫妻とも子宝にも恵まれ、いまでは「理想の夫婦」として世間の好感度も高い。まさに「継続は力なり」です。
B:一方で不倫発覚後に破局するケースも多いね。
A:最近の話題でいえば、俳優の渡部篤郎(47)と女優の中谷美紀(40)です。不倫報道がきっかけで2005年に妻でタレントのRIKACO(49)と離婚してからも2人の交際は続き、ゴールイン間近と見られていたけど、最近になって渡部に銀座のホステスとの結婚報道が飛び出しました。
C:実は渡部はホステスと中谷の二股をかけていたということになる。
B:そう。怒った中谷は渡部に三行半を叩きつけたといいます。中谷の周辺は「渡部こそゲスの極みだ」と怒り心頭だとか。