“西の女帝”として、関西を中心に大人気の上沼恵美子(60才)。「関西では見ない日がない」とまでいわれ、仕事面では絶好調だが、プライベートではそうでもないようだ。画面の外で、彼女に異変が起きているらしい。
「情緒不安定なのか、最近、収録合間に泣き出したりするんです。あれだけネタにしていた息子さんの話も一切しなくなっちゃって…。どうしたんだろうと周囲は心配しています」(テレビ関係者)
上沼の息子といえば、彼女の個人事務所で働く長男(37才)と、東京に出た次男(32才)が昨秋に続けて結婚していたことを女性セブンが報じたばかり(2015年12月17日号)。
特に長男は20回以上のお見合いの末に見つけた女性で、上沼も「ようやく肩の荷が下りた」と喜びもひとしおだったという。上沼に何があったのか。取材を進めると、仰天の事実が判明した。
「先月末、長男がもう離婚しちゃったんです。年明けにハワイで挙式したばっかりなのに…。帰りの飛行機で、奥さんは“この家に嫁ぐのは無理だ”と言っていたそうですから、よっぽどのことですよ」(上沼の知人)
“成田離婚”さながらの超スピード離婚だった。別れた原因について、別の知人がこう語る。
「嫁姑問題です。嫁と上沼さんがとにかく合わなかったみたいでね…。上沼さんは芸能界が長いから、気配りや礼儀作法にはうるさいんです。でも嫁は若干のんびりした所があって、さっそくハワイでもぶつかったんだとか。上沼さん、長男夫婦にあたっては結納金から結婚式費用、新居の支度金までかなりのお金を用立てたという話も。離婚については『どないもこないもあるか! あの嫁は金目当てだったんか!』と怒髪天を突く勢いでした」
上沼は昨年12月に母親(享年90)を亡くしており、悲しみが癒える間もなく、今度は息子夫婦が離婚。家族の不幸が続き、今は意気消沈しているのだという。
3月中旬、女性セブンは長男の離婚について話を聞くべく、上沼の自宅を訪れた。夕方5時、ラジオの収録を終えた上沼が帰宅する。記者が声をかけると「へい…」と気のない返事。長男の離婚について質問すると、一転、こわばった表情で沈黙する。
──嫁姑の不仲が原因だといわれていますが。
そう問いかけると、上沼はようやく重い口を開いた。