みのもんたが完全復活を果たした。4月11日スタートの「みのもんたのよるバズ!」(AbemaTV、毎週土曜午後8時放送)でキャスター業に復帰。今度はインターネットテレビ局という新しいジャンルへの挑戦となる。
2012年に糟糠の妻をがんで亡くしてから自粛していた「夜の活動」も再開させていた。そして「今年中に再婚する」と息巻く。年甲斐もない暴走老人などとバッシングすることは簡単だ。だが、この行動こそ、妻を亡くした男やもめのあるべき姿なのかもしれない。みの本人が答えた“60分爆笑インタビュー”の一部を紹介しよう。
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50年間、一緒にいた妻がいなくなってから、あっという間の4年でした。2009年12月に建てた鎌倉の自宅で今は一人暮らし。喪失感ったらありません。だってこの家は夫婦の「終の棲家」として作ったものですから。特にリビングから見える景色は妻のお気に入りだったんです。
〈神奈川県鎌倉市の高級住宅地に構えるみのの自宅は、2726坪という広大な敷地に建つ。設計から調度品選びまで全て妻の靖子さんの意見が色濃く反映され、完成まで7年の歳月を要したこだわりの物件だ。しかし、靖子さんはその豪邸でゆっくりと老後を過ごす暇もなく、2012年5月にがんで急逝した〉
それまでは毎晩のように銀座のクラブを飲み歩いていたけど、パッタリ行かなくなりました。そんな気分にならなかったし、何より妻の後始末で手一杯だった。
妻を亡くした人ならわかるだろうけど、これが簡単ではないんです。妻の遺したモノはどうする? 捨てるのか、残すのか。気がついたら一周忌の準備にも追われていて、あっという間に時間が経っていくんです。
そんな中、銀座のママ連中から「いつまで一人で落ち込んでいるんですか?」とか「隠居するなんて、みのさんらしくないからお店に来てください」という連絡が入るわけですよ。
妻を亡くしてから1年ぐらい後かな。「そこまで言うなら顔だけでも出してみようか」と行ってみたら、これがメチャクチャ楽しかったんですよ(笑い)。
20代から40代までの魅力的な女性に囲まれて飲むお酒はうまいよねぇ。若い子は見ているだけで目の保養になるし、年増女性には話術と色気があって、それぞれ違った魅力があるからね。通い始めたらもう毎晩! 完全復活です(笑い)。