「安心してください、穿いてますよ」というギャグが2015年の流行語大賞にノミネートされ、一躍時の人となった芸人のとにかく明るい安村(34)が、仕事激減という「安心できない」状況に陥っている。
発端は、週刊文春(4月7日号)で報じられた不倫疑惑である。それにTBS関係者が激怒しているというのだ。
「不倫のきっかけとなったのは4月25日に放送予定の『7時にあいましょう』(TBS系)という番組のロケ。安村が旧知の女性と再会する企画があって、収録後に安村はその女性と飲みに行き、そのままホテルに行ったところを撮られたみたいです。不倫問題が世間を騒がせている中、安村の不倫のきっかけとなった再会を放映することは問題があるとして、そのシーンはお蔵入りとなりました」(TBS関係者)
番組では安村の出演シーンをすべてカットして放送する予定で、編集作業にてんてこ舞いの状況だとか。安村側はTBSに対して平謝りだというが、不倫の代償は高くつきそうだ。
「不倫するならせめて放送後にやってくれと言いたい。今後のキャスティングは考えざるを得ないでしょうね」(同前)
間が悪いことに、安村はこのバラエティのみならず、各方面での出演を控えた身でもあった。新ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系)では連ドラ初出演を果たし、4月16日公開の『映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』では本人役で出演している。
「映画や連ドラでの出演カットは大掛かりになるのでやりづらい。これらの関係者にも迷惑をかけたということで各所に出向いて騒動の謝罪を繰り返していたそうで、その表情はとにかく暗い」(テレビ局関係者)
不倫騒動をネタにもできず、4月9日付のツイッターで「反省して頑張ります!」とつぶやくのが精いっぱいの安村。自ら招いた引退危機に、裸一貫で出直すしかない。
※週刊ポスト2016年4月29日号