放送開始から2年間で31人のレギュラーが降板しているフジテレビ系お昼の情報番組『バイキング』。『笑っていいとも』の後継番組として期待されたが、視聴率は2~3%台を推移しており、成功しているとはいいがたい。そんな同番組をめぐっては、生放送の前後にメインMC坂上忍(48才)が酒盛りをしているとのことで、それに付き合わされるスタッフや出演者が迷惑をこうむっているとの話もある。
その酒盛りによく呼ばれていたのがEXILEのNAOTO(32才)だという。礼儀正しく体育会系のNAOTOは芸能界の先輩の誘いを断ることはなかったが、「こんなことでいいのか?」と悩んでいたとの証言も。
そして今年3月末、NAOTOは降板。さらに、関口メンディー(25才)とE-girlsのAmi(27才)という、EXILEと同じ事務所の2人も降板となった。
なぜ3人同時に──取材を進めると、レギュラー陣の降板にかかわる、ある“事件”に行きついた。
昨年9月、東京・六本木の某居酒屋で『バイキング』の中打ち上げが開かれた。放送開始から1年半、坂上が主体となり、スタッフ全員の労をねぎらうための宴会だった。参加者は全レギュラー陣と番組スタッフ。総勢100人を超える大宴会はしかし、和やかな雰囲気から一転、遺恨を残す会となったという。
「男性スタッフたちがどんどん脱がされていったんです。いい大人が下着まで下ろして丸裸に。みんな手で隠していましたが…。あまりに度を越した状況に女性陣はドン引き。会場の片隅にいた江角マキコさん(49才)やいとうまい子さん(51才)は無言になっていたし、男性出演者も呆れ顔でした。なのに、坂上さんは脱いだ彼らを見て大笑いしているだけ。これほど下品な打ち上げは初めてでした。“表沙汰になったら問題になる”と青ざめているスタッフもいました」(参加者の1人)
中には宴会に嫌気がさし、途中で帰宅した出演者もいたという。この日以来、レギュラー陣の中に一層不穏な空気が漂い始めた。
「番組に出続けていいんだろうか、と。低視聴率に加えて坂上さんの言動、飲み会を開けばあの有様です。一部出演者の事務所の中には、打ち上げ時の乱痴気騒ぎに激怒している人もいましたからね」(芸能関係者)