映画『蜜のあわれ』の大ヒット御礼舞台挨拶が4月16日、都内で行われ、大杉漣(64才)、高良健吾(28才)、石井岳龍監督が登場した。
熊本県出身の高良は熊本地震で地元が被害を受けていることについて、「熊本が大変なことになっているからといって、舞台に立たないという選択はない」と発言。「こちらにしかできないこともあるし、あちらにしかできないことがある」として、俳優として今できることを、ただただ精一杯していくことが、自分の役割だと気丈に語った。
イベントの最後には大杉が「撮影タイム」を提案。高良は、登壇した3人を撮影する観客に対し、「写真を撮ってくださった方は、少しでも熊本のことを気にかけていただけると嬉しいです」と呼びかけた。
撮影■矢口和也