放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、ベッキー復帰の時期を予測。
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ベッキーが『週刊文春』に宛てた手紙が同誌に全文掲載され、それに対し、またさまざまなリアクションがあることは皆さん、ご存知のとおりだ。
今年初め、同誌に掲載されたベッキーと「ゲスの極み乙女。」のボーカル、川谷絵音との不倫報道。バラエティーやCMで好感度抜群と言われ、ここ数年激増しているハーフタレントの長として揺るがぬ人気を誇っていたベッキーが妻帯者である人気ミュージシャンの実家を正月に訪ねていたという“事実”には、彼女を10代の頃から知っている私もおおいに驚かされたものである。
彼女は相手男性が結婚していることを知らずに交際をスタートさせ、その後、男性から言われた「離婚に向けて話し合っている」ことを真に受ける。
この時点で別れるべきだった…という意見は至極正論だ。バラエティー番組はまだしも、あれだけ多くのCMを抱えている彼女にスキャンダルは厳禁。契約書にそれは記されていたハズだ。
が、恋愛経験が少ないからか、男の言葉だけを信じた彼女の始まったばかりの恋はどんどん盛り上がっていってしまった。
その一方で、男の妻は仕返しの準備に着々と取りかかっていたと思われる。これも妻として当たり前の行動だろう。
無名時代から支え、やっと結婚できたと思ったら夫に裏切られた。しかも初めて二人で過ごすハズだった正月に、夫は愛人を連れて里帰りしてしまったのだ。たとえ、夫婦の間が冷え切っていたとしても、まさにこれは“ゲスの極み”な行動だ。
が、芸能史を紐解くと、このようなケースは初めてではないのである。特に人気ミュージシャンにはこうしたケースが過去にも複数あった。
だからと言って、OKなハズはなく、悲しんでいたり、別れたくないと言っている人をそのままにして次に行くというのは許される行為ではない。よく「好きになった人に奥さんがいた」とか「出会う順番が違ってしまった」とか言う人が居るが、それも不倫をする人たちの“言い訳”という名の常套句であり、そんなことを言ったところで、何も解決はしないのである。
過去、婚約者に妻が居たことを泣きながら会見で報告した女優がいた。彼女はその事実がわかった時点で別れを決意。カメラの前に立った。