《あの呼び方、すごい仲良さそう》、《娘のことも普通にしゃべってる!》。5月13日夜9時、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)放送直後のツイッターはざわついていた。
この日、工藤静香(46才)が14年ぶりに同番組に出演。黒のミニドレスで『嵐の素顔』を熱唱した。同日の放送は『嵐』と『Hey! Say! JUMP』もゲスト出演。“その”場面は『Hey! Say! JUMP』のステージ直前のことだった。
「静香ちゃん、彼らのことは知っているの?」
司会のタモリ(70才)に問いかけられた静香は笑顔でこう返す。
「もちろんです! 知ってますよ~。娘に教えてもらって」
その言葉を聞き、同メンバーの山田涼介(23才)は恐縮した様子で何度も頭を下げる。静香が続ける。
「最初、『暗殺教室』(山田が主演の映画)ってゲームなのかなって娘に聞いたら、本からアニメになって、実写版になって、ジャニーズのかたがやってるんだよって。それが山田さんだったっていう。で、最後まで見たら、二宮クンが先生役をやっていて…。すごいビックリしちゃって」
隣に座る二宮和也(32才)もまた「ありがとうございます」と笑顔を見せる。テレビ関係者が語る。
「珍しいことですよね。木村拓哉さん(43才)と結婚して以降、静香さんがメディアで家族の話をすることはほとんどありませんでしたから。木村さんの人気や立場を考えて、“妻”とか“家族”の色は極力出さないように配慮していました。でも今回の放送では自然にお嬢さんのことに触れています。
二宮さんと絡んだのも反響は大きかった。同じ理由で、彼女はジャニーズのタレントと絡まないようにしてきました。それなのに今回は“二宮クン”と仲の良さを隠すことなく見せていた。静香さん、対応が変わったなと思いましたね」
表舞台で“夫の弟分”たちとの仲をつまびらかにすることはなかったが、プライベートで静香の面倒見の良さはよく知られたところだという。
一連のSMAP騒動で彼女が“キーマン”といわれたのもその影響力のゆえ。木村が事務所に残留するよう説得したのも静香だったと報じられた。
「木村さんはよく後輩を食事に誘いますが、その時は家族も一緒。場をうまく和ますのが静香さんです。彼女は面倒見がいいですから。いろいろ騒動がありましたから、下手に取り繕うのではなく自然体でいようと決めたんじゃないですか」(静香の知人)