年齢、性別のほか、健康診断の6項目の数値を入力するだけで、10年以内に心筋梗塞・脳梗塞・脳卒中を発症する確率が算出できる──そんな画期的なシステムが開発された。
国立がん研究センターと藤田保健衛生大学らの共同研究によるもので、ネットで藤田保健衛生大学のホームページ内のサイト(*注)にアクセスすれば、40~69歳の人なら誰でも簡単に自分の発症確率を知ることができる。
そこで、ライザップCM出演で話題になった著名人2人にも算出してもらった。
●生島ヒロシ氏(65歳/フリーアナウンサー)
168cm・63kg、降圧薬の内服なし、血圧120/80、糖尿病治療なし、血糖値120、喫煙なし、HDLコレステロール45、LDLコレステロール130、中性脂肪128
■心筋梗塞確率=2.1%
■脳梗塞確率=3.9%
■脳卒中確率=5.3%
「おふくろが心筋梗塞と脳梗塞をやっているので、遺伝的にはリスクが高いと思っています。親父のほうは胃がんと肝臓がん。それを思うと、この数値は生活習慣に気をつけてきた結果でしょうね。
なにしろライザップを始める前は、悪玉コレステロールが160ぐらいありましたから。ライザップ後も筋トレを継続していますし、いまは有酸素運動も加えています」(生島氏)
2人目は同じくライザップでダイエットに成功した経済アナリストの森永卓郎氏。森永氏には2013年の本誌記事でも脳卒中発症確率を調査させてもらった。その時の確率は12~15%だった。今回はどうか。